MESSAGE社長メッセージ

代表取締役社長 CEO・CHO
齊藤 昇

一人ひとりの輝きを未来へ

2022年春、私たちは日本ユニシスからBIPROGYへと社名を変更しました。
これまで60余年にわたり、私たちは日本を代表する多くの組織・企業のミッションクリティカルなシステムを開発・提供し、ICT企業としての揺るぎない評価をいただいてきました。一方で、グローバルレベルでの異常気象をはじめとする未曽有の危機や社会課題を目の当たりにし、予測困難な時代における自らの存在意義を見つめなおしました。これまで培ってきた強みやアイデンティティを包含しつつも、さらにその枠を超え、あらゆるプレイヤーと共に一社単独では成し得ない社会課題解決と社会的価値創出を実現する存在でありたいと。

BIPROGYへの商号変更はまさに、持続可能な社会の実現に向けて社会課題を解決し、社会的価値創出企業となる決意と覚悟を私たち自身が胸に刻み、社会にそれを表明するものでした。
光が屈折・反射した時に見える7つの色(Blue、Indigo、Purple、Red、Orange、 Green、Yellow)の頭文字を使った造語であるBIPROGY。
そこには「多種多様な人々がもつ光彩を掛け合わせ、混とんとした社会の中で新たな道を照らし出すこと」、そして「光彩が状況に応じて変化するように、社会や環境変化に応じて提供する価値を変えていくこと」という想いが込められています。

私たちは、この先進むべき方向性としてVision2030を設定しています。
社会には有形無形の財があふれています。これをデジタルの力で共有財として広く利活用可能とし、あらゆるプレイヤーと共に社会課題解決に資する新たなマーケットやビジネスを継続的に創出しながら社会にインパクトを与えてゆく。このような仕組みやコミュニティをデジタルコモンズと呼んでいます。デジタルコモンズを通じて多くのステークホルダーと共にその解決をはかり、誰もが幸せに暮らせる持続可能な社会を実現する。このようなビジョンを持っています。

「こんな未来をつくりたい!」というビジョンを描いていらっしゃる方はぜひBIPROGYでのキャリアを考えてみてください。ここには失敗を恐れずにチャレンジできる舞台があります。皆さんには常にわくわく感をもって、一歩を踏み出してほしい。挑戦の過程で失敗はあって当然です。失敗から得られることにフォーカスすれば、むしろ失敗も歓迎です。

前述のとおり、BIPROGYブランドそのものが多様性を表現しています。一人ひとりがそれぞれの強みや個性を十分に活かし、輝いて欲しい。その輝きこそがBIPROGYの光であり、希望あふれる未来への道を照らし出します。
今はじまるBIPROGYの新たな歴史を、共に創っていきましょう。

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