HWサポート停止に伴うシステム更改で、コスト低減の視点から現行のアプリケーション資産をそのまま活用したい場合があります。しかしながら、HWリプレースに伴いOSやミドルウェア、Javaのバージョンアップが発生することになり、Javaのバージョンアップに合わせて、アプリケーションの修正要否を調査する必要があります。
本サービスはJavaアプリケーションのソース解析から必要な作業を洗い出し、確実なバージョンアップへ導くサービスです。日本ユニシスで培われたノウハウを元に効率的で投資効果の高いシステム更改を実現します。
お客様の課題・要件
本サービスは、下記のような課題・要件を解決します。
抱えている課題
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最適なJava移行方法や手順がわからない
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移行における方式や手順を調査/判断する時間や知見がない
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担当者が変わり、全てを把握しているメンバーがおらず、移行作業についてゼロから調査・検討したい
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移行経験が少なく、技術的に不安がある
実現したい要件
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サポート停止が迫っているので、バージョンアップしたい
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旧バージョンと新バージョンの非互換項目やシステム移行期間を事前に知りたい
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移行コストや作業項目を見積り時点で把握したい
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安心、確実に移行を実施したい
サービス概要
Javaアプリケーションを確実、安全に移行するために、全ての移行段階に対して、日本ユニシスがこれまで培ってきた豊富な移行実績、経験、および技術力を活かし、移行サービスを提供します。

サービスのポイント
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検討段階で詳細な移行計画を立てることができます。検討フェーズにて、移行コストやリスクを明確にすることが可能です。移行リスクを減らし、“確実な”移行計画が策定可能となります。
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大幅に時間短縮ができます。難易度、及び移行時に発生すると思われる問題を、短期間のうちに把握することができます。
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ソースコード修正個所が分かります。お客様から提供いただいたソースコードを調査・解析します。それにより、移行に必要なソースコードの修正個所及び修正方法を報告します。
診断メニュー
Javaをバージョンアップする際の、バージョン間における非互換情報、移行における検討事項、想定概算工数について、ご報告します。
ヒアリング、情報提供、情報解析、結果報告の4ステップで実施します。
タスク1 ヒアリング |
移行ポイントや移行診断範囲を明確にするために、お客様のシステムについてヒアリングします。 調査対象となるシステム概要、アプリケーション規模、使用アーキテクチャなどについても確認します。 |
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タスク2 情報収集 |
対象となるアプリケーション情報(ソースコード)をご提供いただきます。 |
タスク3 情報解析 |
ご提供いただいたソースコードの分析を行います。 診断結果について、診断結果報告書にまとめます。 |
タスク4 結果報告 |
診断結果報告書をもとに、報告会を行います。 |
プロセスと作業分担のイメージ

表組の成果物イメージ
診断結果


修正対象リスト

移行メニュー
調査・計画策定フェーズで洗い出した移行に関連した作業内容、問題、および解決策に従って、ソースコードの修正およびテストを実施します。
その後にアプリケーション移行作業やテストを行うにあたって生じた問題に対し、お客様とともに、問題判別及び解決方法の検討を実施します。
タスク1 ソースコード修正 |
調査・計画策定フェーズで洗い出した移行に関連した作業内容、問題、および解決策に従って、ソースコードの修正を実施します。 その後、単体テストを実施し、動作確認をします。 |
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タスク2 テスト |
テストケースを実行し、問題を洗い出し、解決し、修正を行います。 ※移行に限らず、一般の開発プロジェクトと共通です。 |
プロセスと作業分担のイメージ

*Javaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。