証券決済ソリューション Preseak21

証券決済ソリューションの位置付け

Preseak21は、証券保管振替機構の『決済照合システム』参加者向けの証券決済ソリューションです。
お客様の基幹業務システムとの連動を可能とし、ISO20022のJASDEC限定スキーマに対応した、フォーマット変換の自動化を実現。決済照合参加者が共通して利用できるモジュール構造となっており、お客様の必要に応じた機能を選択することができます。また、STP化による大量処理、複雑な事務処理へスムーズに対応できるさまざまな機能を備えております。

• 証券保管振替機構決済照合システムにリアルタイム連動
• 基幹業務システムとの親和性をオープンシステムで実現
• 基幹業務システムから独立した運用が可能
• 基幹業務システムとのインタフェースは、リアル連動方式（MQ）とバッチ連動方式（FTP）を選択
• ISO20022のJASDEC限定スキーマに対応したメッセージフォーマットへの自動変換
• 約定照合、決済照合、口座振替のステータスをリアルタイムに把握し、事務処理に即時対応
• アプリケーションパッケージ毎の単体での導入が可能
• 大量事務への対応が可能

構成

• PreseakII/照合・振替管理
  照合プロセスの管理、口座振替の予実管理および照合事務処理における各種機能を提供
• PreseakII/ST@ctive
  証券保管振替機構「決済照合システム」とのJEXGW接続方式による電文送受信機能を提供
• PreseakII/EAIオプション
  業務システムフォーマットとISO20022のJASDEC限定スキーマに対応したメッセージフォーマット変換機能を提供

導入メリット

長年に亘る、バイサイド、セルサイドの多様な金融機関のお客様への導入経験を生かし、経験豊富なSEがパッケージの導入から、証券保管振替機構の参加者テストまでお客様の作業を支援します。

• Preseak21は、証券保管振替機構が提示する、JASDEC限定スキーマに対応。ISO20022のメッセージフォーマット変更に対して継続して対応します。
• ISO20022と業務システム間のメッセージフォーマット変換を実現。業務システムへの影響を最小限に抑えます。
• ゲートウェイ機能が独立。業務システムは、決済照合システムの運用時間の制約を受けずにデータ授受が可能です。
• 照合ステータス管理画面で、照合不一致データ、エラーデータのみを個別表示。大量の照合データから、修正が必要なデータのみを監視することが可能です。
• シミュレータ機能があり、証券保管振替機構の指定する参加者テスト実施前に、自社環境で、折り返しテストの実施が可能です。
• 証券保管振替機構指定の接続テストデータのテンプレートを提供することで、参加者テストの負荷を軽減します。

制度対応

• 国債取引の決済期間短縮化対応
  PreseakII／国債T＋1管理は、国債取引の決済期間短縮化（国債T+1）に対応したソリューションです。
  アウトライト取引およびSCレポ取引のT+1、GCレポ取引の銘柄後決め方式でのT+0に対応した、電文送受信機能、照合ステータス管理機能をご提供します。

ソフトウェア配置図