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EV 充放電サービス

ガソリン車から電気自動車(以下EV)へのEVシフトが進む中、EV充電による電気料金高騰を防ぐためには電力消費状況とEV利用状況に応じてEVの充電時間/量を制御する仕組みが必要となります。
EV充放電サービスでは、BIPROGYが培ってきたエネルギーマネジメント(Enability)とモビリティマネジメント(smart oasis)の双方のノウハウを活用し、AIによる最適なEV充放電計画の作成・制御を提供します。

※SOC:「State Of Charge」の略で、充電率または充電状態を表す指標

サービスの特徴

EV充放電サービスは、「再エネ利用最大化」、「経済性優先」、「BCP優先」の3つの目的に応じたAIによる最適な充放電計画の作成、および充放電制御(ピークカット、ピークシフト、DRなど)を実行し、電気料金の削減や運用の効率化などを実現します。

  • 特徴1:EV状態予測アルゴリズム
    特許登録した「EV状態予測アルゴリズム」が活用されており、EVの在・不在や外出時の消費SOCを予測します。
  • 特徴2:充放電計画作成
    車両管理システムや運行管理システム等のモビリティサービスと連携した充放電計画の作成が可能です。
  •  特徴3:充放電制御
    分散型リソース(太陽光発電、蓄電池)と連携した充放電制御が可能です。
  • 特徴4:市場価格連動
    市場価格に連動した充放電制御に対応しており、小売事業者の電力市場からの調達コストを軽減することが可能です。

EVユーザーが解決できる課題

サービス導入により、お客さまのお悩みを解決します。

想定ユースケース

1.社有車/公用車のEV化

営業車や社有車、自治体が所有する公用車などは、段階的にEVに置き換えられていくと想定しています。
EV充放電サービスにより、EVの段階的導入やEV利用形態(利用時間帯、消費SOC量)、電力需要に応じた充放電制御が可能となります。
また社有車をカーシェアに置き換え、利用頻度の低い夜間や土日は一般開放として外部へ貸し出すことも想定されます。

提供価値

  • 予約情報をふまえたEVのエネルギー活用による電気料金削減、一斉充電による電気料金高騰回避
  • モビリティサービス(カーシェアサービス等)と連動し、EV利用状況を考慮した充放電制御
  • 電力ピーク時や災害発生時の蓄電池としての利用(BCP)

2.ワークプレース・チャージング(Workplace Charging)

業務車両と通勤車の双方のEV化が進むにあたり、事業所の充電設備を通勤車の充電に活用するビジネスが検討されています。
通勤車は基本的に業務時間帯は停車していることから、EV充放電サービスを利用し、電力調達単価やPV発電量に応じた適切なタイミングで充電を行うことにより、充電料金の削減に繋がります。
また、放電に貢献した際はインセンティブを得られるような仕組みも検討されています。

提供価値

  • 調達単価の安い電力(JEPX価格の安い時間帯、PV余剰活用等)による通勤車の充電
  • 業務時間帯の充電器の有効活用(業務車両と通勤車での共用)
  • 従業員の福利厚生、CSRアピール

*Enability、UNIBEMSは、BIPROGY株式会社の登録商標です。
*その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。