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Foresight in sight

IWMS/FMソリューション「ARCHIBUS」

組織におけるファシリティマネジメントとは?

IWMS/FMソリューション「ARCHIBUS」コラム
2021年6月23日
近年、経営戦略のひとつとしてファシリティの有効活用が注目されています。ビル・店舗などの経営や施設管理にかかわる方々は、ファシリティマネジメントという言葉を耳にされているのではないでしょうか。

そもそもファシリティって施設?それとも設備のこと?

そもそもファシリティって施設?それとも設備のこと?
ファシリティとは、あらゆる場面において、広義の意味で人間が創り出した構造物と定義することができます。では、ビジネスを営む上で無視をできないファシリティとは組織にとってどのような位置づけになるでしょうか?

組織にとってのファシリティとは、建物・設備・機械・家具といった物的な資産です。さらに言うと、それらによって創られる空間もファシリティとして取り扱うことになります。空間と言われると頭に?マークが出てしまうかもしれませんが、例えばオフィスのように複数のデスクやチェアー、また温湿度・インテリア等によって創られる空間をファシリティとして定義して取り扱うと言えばと理解しやすいのではないでしょうか。
ファシリティは、機能として従業員に働く環境を与え、顧客へサービスを提供する役割を担うと同時に、調達・運用におけるコスト管理が必要になってきます。特に、昨今ではコロナ禍・Withコロナでの働き方を再構築する上で、ワークプレイスの在り方にも注目が集まってきています。こういった時代背景から、昨今では財務や人事、ICTと横並びの位置づけとしてファシリティマネジメント(FM)を第4の経営基盤として重要視される事が増えてきました。

2018年4月24日にはISO410001によって健康・ウェルビーイング*、ワークスペース管理、維持管理、セキュリティ、環境問題、財務管理、サービス管理、資材調達などファシリティに関わる幅広い分野における国際規格が発行されており、国内では公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)によってISO41001のプロモーションが行われている背景からもグローバル・国内におけるファシリティへの注目度がうかがえます。
*ウェルビーイング:組織または個人の状態(コンディション)を示す概念

国内企業でのファシリティの取り扱い

日本の商習慣では、組織を裏方として支える部門が、管財・財務・購買といった部門にまたがってファシリティを管理している場合とファシリティを利用する部門が、自ら管理・運営をしていることが一般的です。今時点の組織活動に必要なファシリティを管理するために最適化された仕組みが整っていると言えます。
一方で別の視点から見ると、変化の激しい時代において事業活動を継続・発展させていくことを目的とした、ファシリティ戦略や計画を統括する責任者が不在とも考えられます。
国内企業でのファシリティの取り扱い

DX時代のファシリティマネジメントとは?

DX時代のファシリティマネジメントとは?
国内では、少子高齢化によって労働人口は減少傾向に向かいます。今までは自社の優秀なスペシャリストが経験・勘・度胸による人海戦術でファシリティを管理・運営してきた組織でも、新しいファシリティとの向き合い方が求められます。
また、コロナ禍になり、テレワークの加速やオフィス環境の激変が起こる中では、働き方改革・ワークプレイス改善へのニーズに応えるためにも新たなファシリティ運営にチャレンジし始めている組織も多いのではないでしょうか。
つまり、組織が行う事業運営の形態が激しく変化し続けるこの時代では、ファシリティマネジメントにおいても新たな目的や手段に対応した仕組みを構築し、10年先さらには30年先でも事業の継続を支えられる活動として継承していくことが重要となっています。

では、新しい仕組みの構築では、まず何から始めるのか。昨今ではDXやイノベーションというキーワードの下で組織活動をゼロから新しい発想で創造するイメージをお持ちではないでしょうか。ファシリティマネジメントの仕組み作りでは、過去のファシリティ運営の実績や最新のファシリティ情報を整理する事から始まります。それは、これまで経験・感・度胸によって組織のファシリティを死守してきたスペシャリストの存在なくしては実現が出来ない改革です。
現状を把握し、将来を予測する。その中で理想と現状のGAPを埋める活動こそが新しい仕組みづくりへの第1歩であり、事業の継続・発展を支えるファシリティマネジメントの姿になります。