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Foresight in sight

旧日本ユニシスのニュースリリース

1995年11月1日

日本ユニシス
25MbpsATM/Ethernetスイッチを販売開始

日本ユニシス株式会社(社長=石栗一民、東京都江東区豊洲1-1-1)は、イーサネット・スイッチとしても使用可能な小型ATMスイッチ「WS3000」を本日より販売開始致します。

新製品「WS3000」は、非同期にデータ信号を送り出すネットワーク機器で、ATM同士や、イーサネットLAN同士の接続、およびイーサネットLANとATMとの混在接続が可能な小型で低価格のATMスイッチです。
また、25Mbps(2500万謹・/秒)の情報の送受信(ATM使用時)が可能です。さらに、オプションにより155MbpsのATM接続も可能となります。

なお、「WS3000」は米国(カリフォルニア州)Whitetree,Inc 社の製品であり、日本においては三井物産株式会社が総代理店となっております。日本ユニシスは、販売・保守・サービスを提供致します。

「WS3000」の特徴は次のとおりです。
    ・イーサネットとATMを自動認識し、共存して使用可能
    ・プラグ&プレイ機構なためインストレーション作業無しで使用可能
    ・最大12台までスタック(高速バスによる接続)ができ、144ポートまで
     拡張可能
    ・ツイストペアケーブルを使用するため、従来の光ケーブルと比べて配線が容易

これにより、ユーザは低コストで容易に既存LAN環境からATM環境に移行することが可能となります。

ATM(非同期転送モード)は、映像、音声、データなどの信号を全てデジタル化して48バイトに区切り、これにヘッダーと呼ぶ宛先などの情報(5バイト)を付加した53バイトのデータをセルという1つの単位として送る方式です。

「WS3000」の販売価格(ソフトウエアを含む)は145万円から、販売目標は、1000台/2年を予定しております。

※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。