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2012年4月3日
日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:石原 邦夫、以下UEL)は、クラウド型含有化学物質管理システム「グリーン調達マイスター@Air」の提供を開始しました。
UELが従来製造業向けに提供してきたオンプレミス(導入)型の含有化学物質管理システム「グリーン調達マイスター」をSaaS(注1)化しクラウド型で提供するものです。これによりシステムの初期導入コストを軽減したほか、システムの運用・保守コストを軽減することが可能です。またインターネットを通じて、社内LAN環境以外の国内外拠点からも含有化学物質管理システムにアクセスすることが可能です。
近年、日本国内の製造業界ではEU(欧州連合)で施行されたREACH(注2)規制やRoHS(注3)指令などの流れを受け、製品に含まれる特定化学物質の管理が必須となっています。このグローバル化に対処し、競争力を保つには、サプライチェーンに連なる各企業が、製品に含まれる化学物質の管理について適切かつ実効性のある取り組みを行う必要があり、国内外拠点間での情報管理の一元化や業務プロセスの最適化を実現することが求められます。しかしながら各企業にとって、全社的な含有化学物質の管理システムを国内外拠点で構築し運用・保守するコストは大きな負担です。
UELではこのような製造業の課題に応えるため、含有化学物質管理システムとして実績のある「グリーン調達マイスター」をSaaS化し、クラウド型含有化学物質管理システム「グリーン調達マイスター@Air」として提供開始しました。
クラウド型含有化学物質管理システム「グリーン調達マイスター@Air」の主な特長は次の通りです。
UELは「グリーン調達マイスター@Air」について初年度で50社の利用を目標としています。
またUELでは、2012年3月にリリースしたオンプレミス型「グリーン調達マイスター」の新バージョン(V5.0)に英語・中国語のユーザーインターフェースを搭載し、2012年夏頃には「グリーン調達マイスター@Air」へも機能統合の予定です。これにより海外工場などでもストレスのないデータエントリーが可能となります。
以上
■ 「グリーン調達マイスター@Air」の利用イメージ
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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