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2011年10月27日
ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:入部 泰、以下 ユニアデックス)は、このほどAP(アプリケーション)システム環境一式を仮想化して、インターネット経由で利用者のクライアント/サーバー上に構築する技術を、わが国で初めて開発しました。またこの技術を使い、使いたい時に、使える状態でAPシステム一式を配信する「クラウドストリーム™サービス」を、本日から提供開始します。
従来オンプレミス(注1)でAPシステムを使用する場合、利用者はOS(オペレーションシステム)、DB(データベース)、APなどのシステムソフトウエア一式を自分でインストールし、システムとして最適なパフォーマンスを発揮できるように、ソフトウエアごとの設定を行う必要がありました。
今回ユニアデックスが開発した技術は、利用者が使用するAPシステムに関連するOS、DB、APの各パラメーターを、稼働に最適な状態に設定し、インターネット経由で配信し、利用者のクライアント/サーバーに仮想環境を構築するものです。これにより利用者は、自分でさまざまな設定を行なうことなく、APの利用が可能となります。
これらの実現のために、従来の技術の制約を取り去る以下の技術開発を行いました。この新技術は現在特許出願中です。
この新技術を利用し、次の2つのサービスを「クラウドストリームサービス」として、提供を開始します。
「クラウドストリームサービス」は、APシステム一式をパラメーター設定込みで、まとめてクラウドサービスとして提供するものです。これにより煩雑なインストール作業や難しい設定作業を行なうことなく、利用者自身のクライアント/サーバー上にAPシステムが最適な状態で稼動し得る仮想環境が自動的に構築されることになります。
本サービスの特徴とメリットは、次のとおりです。
なお、この「クラウドストリームサービス」は、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、社長:佐藤敏雄氏)が採用を決めており、同社の高い生産性と保守性を誇るビジネスアプリケーション開発・実行フレームワーク「Magic uniPaaS®」(マジック ユニパース)を、必要な時に月額単位の使用料で提供するサービス「uniPaaS on Demand™」として提供を開始します。
以上
■「クラウドストリームサービス」概要図
1.プライベートクラウドの統括運用管理ソリューション
2.APプロバーダー向けにAPシステム一式を配信するサービス
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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