![]() |
2011年5月6日
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)と株式会社鹿児島銀行(本店:鹿児島県鹿児島市、頭取:上村 基宏氏、以下 鹿児島銀行)は、「BankVision®」(注)を利用して、オープンシステムをベースとした「新勘定系システム」を開発し、2011年5月6日から稼動を開始しました。
日本ユニシスは、長年にわたり地域金融機関向けのパッケージを提供してきており、特に地方銀行においては長年蓄えられてきたノウハウに基づき数多くの採用実績を持っています。
2007年5月に稼動した株式会社百五銀行(本店:三重県津市、頭取:上田 豪氏)、2009年1月に稼動した株式会社十八銀行(本店:長崎県長崎市、頭取:宮脇 雅俊氏)、2010年1月に稼動した株式会社筑邦銀行(本店:福岡県久留米市、頭取:佐藤 清一郎氏)、同年5月4日に稼動した株式会社紀陽銀行(本店:和歌山県和歌山市、頭取:片山 博臣氏)、同年5月5日に稼動した株式会社佐賀銀行(本店:佐賀県佐賀市、頭取:松尾 靖彦氏)、2011年1月に稼動した株式会社山梨中央銀行(本店:山梨県甲府市、頭取:芦澤 敏久氏)に続き7行目の稼動となります。
本新勘定系システムは、2006年6月鹿児島銀行と日本ユニシス間でBankVision採用の基本合意に基づき、2008年7月から導入準備を開始し、このたびの稼動が実現しました。
新システムの導入により、鹿児島銀行では、従来以上に安定的なシステム運営を行い、自動機(ATM)のサービス拡大など、お客さまニーズに合った商品・サービスを提供していく方針です。また万一大規模災害でシステムがダウンした場合の復旧時間の大幅短縮も可能となるなど、同行のお客さまに対し、従来以上に高品質なサービスのタイムリーな提供が実現できます。
本新勘定系システムは、マイクロソフト社のWindows Server 2008/SQL Server 2008を利用しており、「BankVision」として最新のインフラの採用となります。システムの運用は、日本ユニシスが提供する共同アウトソーシングセンターに委託します。
日本ユニシスでは、今後オープン勘定系システムの販売を継続して推進し、地方銀行からのさらなる受注拡大を目指していきます。
以上
今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。
日本マイクロソフト株式会社
代表執行役 社長 樋口 泰行 氏
鹿児島銀行様「新勘定系システム」の稼動開始を心からお祝い申し上げます。2003年日本ユニシス様との協業により、勘定系システム「BankVision」のソフトウェア基盤部分にWindows Server/SQL Serverの採用が合意されました。以降、日本ユニシス様と日本マイクロソフトおよびマイクロソフト米国本社チームは、ミッションクリティカルな勘定系システムの安定運用に向けて強固なプロジェクト体制を構築しております。この度、鹿児島銀行様「新勘定系システム」では、ソフトウェア基盤部分に最新版のWindows Server 2008/SQL Server 2008を採用しています。2007年より順次稼動しているシステムは全て安定稼動しており、今後、日本ユニシス様とさらに緊密に連携し「BankVision」をより多くの地域金融機関様にご提供できることを期待しております。
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
[ Back ]
|