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2011年4月27日
ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、社長:入部 泰、以下 ユニアデックス)は、電子メール全文と添付ファイルに対する世界最高水準の強度の暗号化を、システム側が強制的にかつ高速で実施するクラウド型「メール暗号化サービス」を、本日から提供開始します。
「メール暗号化サービス」はメール全体(全文と添付ファイル)をメール送信経路上で強制的に暗号化し、メール受信者が後から送付されるパスワードによりメールを復号化して使うサービスで、情報システム管理者は漏れのない一括管理が可能になります。また、SaaS型サービスのためサーバーなどの運用管理や機器管理、急激なメール数の増加によるリソースの追加投資などは一切不要です。さらにメール経路上の冗長構成にも対応しており、障害発生時でも安心です。
サービスの種類は、一般的な「ZIP暗号化」方式を採用した標準タイプと、世界最高水準の「Camellia(カメリア)暗号化(注1)」方式を採用したオプションタイプの2種類です。標準タイプのサービス料金が月額126円/ID、「Camellia暗号化」方式を追加する場合が、月額178円/ID(いずれも税込み)です。
オプション利用可能な「Camellia暗号化」方式は、日本電信電話株式会社と三菱電機株式会社が共同開発した純国産方式で、米国政府標準暗号であるAES(Advanced Encryption Standard)と同等の暗号強度を有し、かつAESよりも高速暗号化が可能で、安全性と高速性を両立しています。
昨今、情報漏えい対策の一環として、添付ファイルを暗号化してメールを送信することを社内ルールにしている例が多く見られます。しかし、個々の利用者に運用を任せているケースでは、社内ルールの周知が徹底されず、不用意に暗号化せずに送ってしまうなど、情報漏えいのリスクを十分にコントロールすることができていません。
「メール暗号化サービス」は、こうした課題に対応して提供を開始するもので、販売目標は2011年度で総計50,000ID超、3年後に10万ID超です。
主な特徴は、以下のとおりです。
「メール暗号化サービス」は、ユニアデックスが従来から発売しているSaaS型メールアウトソーシングサービス「スパークメール®(注2)」およびウイルスフィルタリングをゲートウェイ型サービスで提供する「メール安心ゲートウェイ・サービス®(注3)」のアドオン(追加)サービスとして提供します。NTTソフトウェア株式会社が提供する「CipherCraft®/Mail」をベースにしています。
以上
■メール暗号化 サービス 提供価格
初期料金(税込) | IDあたりの月額料金(税込) | |
---|---|---|
ZIP暗号化 | 無料 | 126円/1ID |
ZIP暗号化+Camellia暗号化 | 178円/1ID |
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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