ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2011年2月15日

日本ユニシス
新住宅設計システムDigiDmeister™(次期DigiD®)販売開始
〜 プラグインによる機能追加、処理速度の向上を実現。
エンドユーザーへのスピーディーなアウトプットの提供が可能に 〜


日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、住宅設計CADシステム「DigiD」の次期システム「DigiDmeister」を、本日から販売開始します。

「家づくり」は、6万点とも言われる家の部品を、さまざまな工程を経て1棟の家として形成します。日本ユニシスは、その「家づくり」を支援するシステムとして、平成10年から住宅設計CADシステム「DigiD」を提供してきました。その後、十数年の歳月の中で、さらなる使い易さを求め、積算・CG・シミュレーションなどの多機能化を進めバージョンアップを重ねてきました。

今回販売開始する「DigiDmeister」は、「DigiD」を通じた長年の取り組みの中で得た、多くの経験をもとに、新機能や追加機能をその都度容易に組み込める仕組み(プラグイン)を新たに追加し、大幅なレスポンス向上を実現しています。

「DigiDmeister」の特徴は以下のとおりです。

  1. 最新フレームワークの採用DigiDで培われた資産(家モデル・コマンド・データ)を活用しながら、新しい技術の適用と汎用性のある開発が可能。
  2. 処理速度の向上ボトルネックとなる処理の高速化、マルチコアを利用した速度改善、などを中心としたレスポンスの改善。
  3. 高精度化入力点数、領域点数、部位作成時の本体数・部位数、壁補助線数の拡大・無制限化。
  4. プラグイン(注)による機能追加の実現既存プログラムへの影響が少なくて済むため、安定性が向上。
  5. 3次元操作の強化3次元情報のリアルタイム表示や直接操作の実現。

■「DigiDmeister」概要図

新住宅設計システム「DigiDmeister」 概要図

※画像をクリックすると拡大表示(pdf資料、81.51KB)されます新規ウィンドウ

  • DigiDmeisterでは、現DigiDの資産を活用しつつ、新しい枠組みの構築を可能にするため、「DigiD既存機能群」、「DigiDmeisterによる新規改善群」に分けて、再構築を行います。
  • 今まで開発したコマンドはそのまま利用し、新しい開発による影響を最小限に抑える仕組みを構築しています。

なお、「DigiDmeister」は積水ハウス株式会社(本社:大阪府大阪市、社長:阿部 俊則 氏)より、次期設計支援システムのベースCADとして導入が決定しています。

「DigiDmeister」の価格は、DigiDからのバージョンアップ版で30万円(税別)です。住宅メーカーを対象に、今後3年間で15億円の売り上げを目指します。

以上

エンドースメント

今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。

積水ハウス株式会社
IT業務部長 柏木 伸介 氏

「DigiDmeister」はユーザーに対し、従来の「DigiD」の良さを引き継ぎつつ、処理スピード、使いやすさ、3次元リアルタイム表示機能による表現力向上と、プラグイン機能利用によるオリジナル機能やビジネスロジックの実装が可能という「パッケージ製品としての魅力」と「利用者ニーズへの対応が迅速かつローコストで可能なこと」が採用の決め手となりました。
当社では、「DigiDmeister」のCAD機能と関連業務システムをシームレスにつなぎ合わせ、利用者業務中心の「新設計システム」を構築することで、業務や運用の大幅な効率改善とともに、システム部門の対応コストの削減を実現したいと考えています。

注記

注:プラグイン
ソフトウエアに機能を追加するための小さなプログラムのこと。
商標、登録商標
  • DigiDmeister、DigiDは、日本ユニシス株式会社の商標または登録商標です。
  • その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
関連資料
関連リンク

※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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