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2010年11月12日
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、クラウドコンピューティングに最適化した郊外型のデータセンターである「クラウドコンピューティング・データセンター」を福井県小浜市に構築することを決定しました。2012年1月に稼動を予定しています。
日本ユニシスは、2008年10月に業界に先駆けて最新鋭の技術を採用したクラウド型iDC(internet Data Center)基盤上で、ICTホスティングサービス(注1)を開始し、仮想化・自動化した環境下、お客さまの要望のリソースや機能を柔軟に組み合わせた構成を短時間に構築することを可能としています。さらに運用サービスやサポートサービスを充実させることによって、24時間365日にわたる高品質なサービス提供を行っています。
また、ICTホスティングサービスの基盤上で各種ソリューションをSaaS(Software as a Service)(注2)化して提供するとともに、これらのSaaSの開発・実行環境をPaaS(Platform as a Service)(注3)としてサービスプロバイダや利用者に、SaaS開発・統合・利用のワンストップサービスとして提供しています。
当社は、「日本ユニシス 小浜データセンター」を、ICTホスティングサービスの次世代クラウドコンピューティング・データセンター拠点として位置づけ、その優位性を発揮しお客さまのニーズに対応するクラウドサービスを積極的に展開していきます。
本データセンターは、福井県(県知事:西川 一誠 氏)および福井県小浜市(市長:松崎 晃治 氏)による行政の産業振興施策などの支援を受け、小浜市に構築します。
日本ユニシスは、関西電力株式会社(社長:八木 誠 氏、以下 関西電力)のグループ会社である、株式会社関電エネルギーソリューション(社長:田中 宏毅 氏、以下 関電エネルギーソリューション)からユーティリティサービスとして提供を受け、データセンターを構築します。このユーティリティサービスの内容は、受変電設備、空調設備などを関電エネルギーソリューションが建設・所有し、施設の維持運営管理を行うものです。
また、クラウドコンピューティング・データセンターとして安定稼動の為に、小浜市近傍に原子力発電所を多数有する関西電力の変電所を経由し信頼性の高い安定した電力の供給を受けます。このCO2排出の少ない電気を低PUE(注4)の本データセンターで高効率に使用すること、さらには太陽光発電の導入などによりCO2排出を大きく低減して運用します。
企業を取り巻く経営環境の変化は日増しに早くなり、それらに対して適切に対応し続けることは企業の存続と成長に必要不可欠です。この環境変化に自社で対応することは、時間・リソース・コストの面から負担が増します。当社は、クラウドコンピューティング・データセンターとICTサービスの提供を通じて、刻々と変化するお客さまの企業環境を支援していきます。
以上
【日本ユニシス 小浜データセンターの特徴】
【日本ユニシス 小浜データセンターの概要】
【完成予想図】
※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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