ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2010年1月13日

日本ユニシス、エスディーエルトリディオン、タクトシステムズ
Webコンテンツ管理(WCM)ソリューションをSaaSで提供開始

〜 多種多様なボリュームあるWebサイトの管理負荷軽減を廉価で実現 〜


本文

  日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井勝人、以下日本ユニシス)、SDL Tridion株式会社(本社:東京都目黒区、代表:Jan Jaap Kolleman氏、以下 エスディーエルトリディオン)、タクトシステムズ株式会社(本社:東京都台東区、社長:滝沢正隆氏、以下 タクトシステムズ)は、企業の複数サイト、複数ブランド、多種多様な製品向けWebサイトの更新・管理負荷の軽減を低コストで実現するWebコンテンツ管理(Web Content Management 以下WCM)システム構築分野で協業し、日本ユニシスは、エスディーエルトリディオン社製WCMソリューション「SDL Tridion2009」をSaaS(Software as a Service)(注1)として本日から提供開始します。

  日本ユニシスは、2008年10月にiDC(Internet Data Center)(注2)を開設、ICTホスティングサービスや各種ソリューションを順次SaaS化して提供しており、お客さまの要望に合わせてリソースや機能を柔軟に組み合わせた環境をスピーディーに提供するほか、運用サービスやサポートサービスを充実させることによって24時間365日にわたる高品質なサービスを提供しています。

  このたび提供を開始する「SDL Tridion2009」は、コンテンツの効率的な管理配信に加えて、ターゲット配信、分析、コンテンツの最適化に優れたWCMとして、グローバルに高い評価を受けています。

  エスディーエルトリディオンは、2008年3月に日本に進出して以来、ライセンス販売で市場開拓を図っていましたが、月額使用料によるSaaS型での提供も販売戦略に加え、日本市場へのより一層の深耕を進めます。
  タクトシステムズは、「SDL Tridion2009」の導入・開発・保守の専門要員を擁しており、従来同様に高品質なサービスで導入企業を支援します。

  SaaS型「SDL Tridion2009」の導入による利点は次のとおりです。

  1. グローバルに高い評価を得ているWCMを廉価で利用可能
    複数サイトの効率的な運用、ブランド管理、多言語対応によるグローバルWebサイトの展開などに適した「SDL Tridion2009」の機能を廉価で利用可能です。導入企業は、WCMを1サイトのみの構築から利用することが可能となります。これにより安定的なWCMを初期費用なし(コンテンツ制作は別途)で利用を開始し、ビジネスの拡張とともにサイト数を追加できます。

  2. 高品質なサポート体制の提供
    「SDL Tridion2009」の導入・開発・保守の専門要員を擁するタクトシステムズの高品質なサポートをはじめ、Webサイト制作についてはWebコンサルティング会社、コンテンツ制作会社、広告代理店などとの協業により支援します。

  3. Webサイトサーバー運用保守負荷の軽減をはじめICTホスティングサービスを活用
    日本ユニシスの提供するICTホスティングサービス環境で、24時間365日の保守とともに稼働させ利用型のサービスとして提供します。またコンテンツの追加や拡充などの際には、必要なディスク容量の確保が容易です。

  利用料金は、月額39万円(税別)からとなっており、3年間で100サイトの構築を目指します。

以上



【SDL Tridion2009】

Webコンテンツ管理(WCM)ソリューションのグローバルリーダーです。SDL TridionのエンタープライズクラスのWCMソリューションは、一貫性と双方向性を兼ね備え、ターゲット性の高い顧客に対して、複数のWebサイト、複数のチャネル、複数の言語で提供することが可能です。 キヤノン、トヨタ、レクサス、ヤマハ、リコーといったグローバルブランドを含む600以上の企業がSDL Tridionソリューションを導入しています。

注1:SaaS(Software as a Service)
必要な機能を、必要な時に、必要な分だけ、インターネットを介して利用できるソフトウェアのことです。

注2:iDC(Internet Data Center)
サーバーを顧客に貸し出すホスティングサービスや、ASP・SaaS事業を行うための施設、設備のことです。



【エンドースメント】今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。

株式会社キノトロープスリーイント
代表取締役社長 門別 諭 氏
日本では初のSaaS型のエンタープライズCMS(Contents Management System)の提供がされることが発表されたことを歓迎しております。
日本ではまだCMS導入は初期段階であると思っています。よりビジネスに有益な形でのCMS導入を行うためにもSaaS型によるブラッシュアップしながらの構築を行うなど、構築におけるバリエーションを組むことができることは企業のCMS導入を促進し、多くのCMS導入を生み出すと考えます。

株式会社ロフトワーク
代表取締役社長 諏訪 光洋
欧州においてグローバル企業に採用され、ガートナーからも毎年高い評価を得ているCMS「SDL Tridion」。多言語への対応など特色のある機能を持ち、日本での本格的な参入が待たれていました。
強力なSIプレイヤーである日本ユニシスがSDL Tridionを基盤面だけではなく営業面でも積極的にサポートを行うという今回の発表によって、SDL Tridionが今後エンタープライズCMSとして重要な選択肢になる事は間違いないと思われます。
ロフトワークは企業のCMSを制作サイドから支援する企業です。
ロフトワークにとっても今回の発表は、エンタープライズCMS市場のより大きな発展に繋がる、素晴らしいパートナーシップであり大いに期待をしています。


【ご参考】「SDL Tridion2009」について以下のセミナーで紹介します。

「WEBによる企業ブランディング・マーケティングの強化セミナー」−コンテンツマネジメントシステム(CMS)導入の秘訣−
  ◎第1回
  ・開催日時:2010年2月9日(火)14:0017:00
  ・基調講演:株式会社キノトロープスリーイント

  ◎第2回
  ・開催日時:2010年2月10日(水)14:0017:00
  ・基調講演:株式会社ロフトワーク

  ・開催場所:日本ユニシス本社(豊洲)6階セミナールーム
  ・主催:SDL Tridion社
  ・お申込みはこちらから(SDL Tridion社サイトにてご確認いただけます)

注釈/リンク

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