ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2009年10月8日

日本ユニシス
拡張現実で三次元空間を探索する新たなアトラクションを提供

〜 水木しげる記念館にて「目玉おやじロボットを用いたデジタル妖怪探し」を期間限定で開催 〜


本文

   日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、拡張現実(注1)で三次元空間を探索する新たなアトラクション「目玉おやじロボットを用いたデジタル妖怪探し」を水木しげる記念館(注2)(所在地:鳥取県境港市、館長:庄司 行男 氏)にて2009年10月14日から10月27日まで行います。

   拡張現実は、映画やアニメで描かれているだけではなく、現実社会でも製造分野などでの活用が始まっており、今後広くビジネスに適用されていくと見込まれます。アミューズメント分野では、人工的な現実感を体験することで満足度が高まると考え、その取り組みの一環として、水木しげる記念館において拡張現実を用いた新たなアトラクションを期間限定で提供します。

   このアトラクションでは、情報処理推進機構(IPA)の2008年度上期「未踏IT人材発掘・育成事業」プロジェクト(注3)に採択された、ユカイ工学合同会社(本社:東京都新宿区、代表:青木俊介氏)の「目玉型アンビエント・ロボティック・メディアの開発」をベースに、「目玉おやじロボット」を作成し利用しています。

   今回のアトラクションは水木しげる記念館限定ですが、他のミュージアム、テーマパーク、観光地での適用を進め、マーケティング展開していきます。

   日本ユニシスは、今後、本サービスが地域観光の特色として位置付けられることを目標に、国内観光のみならず訪日観光でのサービス化を目指します。

以上

注1:拡張現実(AR:Augmented Reality)
拡張現実とは米国のMyron Krueger氏が1973年に提唱した概念です。音響・映像機器を用いて人工的に現実感を作り出す技術のことです。

注2:水木しげる記念館
水木しげる記念館とは、水木しげる先生の異才の魅力と作品の集大成として、2003年3月8日に鳥取県境港市の水木しげるロードの中に開館しました。2008年には、年間入館者数が30万人を超えています。 境港市は「さかなと鬼太郎のまち」として知られ、鳥取県では鳥取砂丘と並ぶ観光の中心です。最近では、韓国、ロシアを結ぶフェリーも就航し、注目を集めています。

注3:情報処理推進機構(IPA)未踏IT人材発掘・育成事業
ソフトウェア関連分野においてイノベーションを創出することのできる、独創的なアイディア、技術を有するとともに、これらを活用していく能力 を有する優れた個人(スーパークリエータ)を優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャーのもとに発掘育成する事業です。


【ご参考】「目玉おやじロボットを用いたデジタル妖怪探し」

●アトラクション内容

参加者は、鬼太郎になりきって、「目玉おやじロボット」と「携帯端末」を持ち、記念館の中に隠れている妖怪を探し出します。
肉眼では見えない妖怪を、「目玉おやじ」が妖怪の「妖気」を感じとり、妖怪が近くにいることを教えてくれます。
それを頼りに鬼太郎(参加者)が「携帯端末」のカメラを使って妖怪を探し出します。
「目玉おやじ」と一緒に妖怪探しに出かけよう!サイトへ


注釈/リンク

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