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2009年9月10日
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、専用のUSB型認証キー(記憶容量0MB SASTIK®キー)を使用したリモートアクセスツール「SASTIKサービス」を三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小島 順彦氏、以下 三菱商事)に提供し、出向者の業務効率向上並びにICTコスト最適化の実現に貢献しています。
三菱商事では、当初、「SASTIKサービス」適用対象者は出向者を中心としていましたが、現在は社内利用者からの利用も増えています。社員が社外から社内システムを利用するツールは、モバイルPCやその他のデバイスなど利用者の目的に合わせて選択でき、その中でも「SASTIKサービス」は利便性において高い評価を得ており、現在のところ約2千人の社員に利用されています。利用している業務は、社内メール(Lotus Domino®)、社内ポータル、各種社内システム(Web AP)です。
「SASTIKサービス」は、お客さまが自宅や外出先のインターネットに接続できるPCに専用のUSB型認証キー(SASTIK キー)を挿すだけで、日本ユニシスが提供するiDC(Internet Data Center)を経由して、お客さまの社内ネットワークに安全に接続でき、社内で通常利用している社内Webサービスを活用でき、またキーを抜き取ると利用したPCには何の証跡も残さず安全にログオフできるリモートアクセス環境を提供します。通信はSSL-VPN(注)を使用しており、高い安全性を保持しています。
三菱商事は、国内外に多くの拠点を持ち、多くの連結対象会社を持つ企業グループで、多くの出向者、海外勤務者を有しています。三菱商事では、現在出向先や派遣先に常駐する社員に対し、出向/派遣先が貸与したPCから自社メールサーバーへの接続、イントラネットの閲覧のほか、勤怠・経費精算などの業務システムを利用する環境を構築しています。また常駐する社員は、出向/派遣先から貸与されたPCと自社PCの2台を利用・管理する状況にあります。
このような環境において情報システム部門では、出向先や派遣先に常駐する社員に対して回線や専門知識を要する方法での操作支援や、その運用への負荷は相当なものがあり、解決策を模索していました。加えて社外に常駐している以外の社員にもVPNを利用したモバイルPCの提供を予定していましたが、コスト面で拡大が難しい状況でもありました。
三菱商事が「SASTIKサービス」導入を決定した主な理由は、次のとおりです。
加えて配布しているモバイルPCの代替として利用できることから、情報漏えい、モバイルPCの紛失リスクの軽減、ICTコスト削減から投資コスト最適化へと期待する効果は大きく、また今秋、再流行が懸念されている新型インフルエンザの世界的な流行(パンデミック)対応も見据えたBCP(事業継続計画)の一環として、「SASTIKサービス」の適用を全社に拡大していく予定です。
以上
【ご参考】「SASTIKサービス」
「利便性」「安全性」「経済性」のベストバランスを実現、加えて、従来のように専用のアクセス環境構築を必要とせず、またリモートデスクトップのようにお客さまのオフィスにあるPCを利用することなくWeb APに直接アクセスできることが最大の利点であり、特徴は以下のとおりです。
注)SSL-VPN
WWWの暗号化などで標準的に用いられているSSL(Secure Socket Layer)を利用し、仮想回線網(VPN= Virtual Private Network)を構築する技術。サーバー側にはSSL-VPN装置を必要としますが、クライアント側ではSSL対応のアプリケーションさえあれば、簡単に利用できます。
商標、登録商標:
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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