ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2009年4月15日

日本ユニシス
固定資産管理ソリューション「FaSet® FA」の最新バージョンを販売開始

〜Oracle® E-Business Suite R12に対応し、シェアードサービス機能を強化〜


本文

 日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、「Oracle E-Business Suite」(注1)のための固定資産管理ソリューション「FaSet FA(ファセットエフエー)」の最新バージョンv2.5の提供を、本日より開始します。

 FaSet FAは、「Oracle E-Business Suite」を日本のビジネス環境に最適化させるため、日本ユニシスが独自に開発した固定資産管理ソリューション製品です。

◆「FaSet FA v2.5」の主な特徴は次の通りです。

  1. 「Oracle E-Business Suite」の最新版R12に対応
    「Oracle E-Business Suite R12」 環境での稼動をサポート。Oracle Database 11g(注2)やOracle Fusion Middleware(注3)の最新機能を活用した運用が可能。従来のバージョンと同様、固定資産管理用に独自の機器設置が不要なため、低コスト、高可用性のシステム運用を実現。

  2. シェアードサービス機能を強化
    複数資産台帳アクセス、資産台帳単位の付加情報フィールドの設定、複数組織対応等、「Oracle E-Business Suite」のシェアードサービス機能に対応した機能強化。

  3. 日本の法制度改正に対応
    税制改正(償却資産申告対応)およびリース契約管理のための契約管理情報、支払情報、注記情報の出力などに対応。

  4. 簡易導入のための支援機能を追加
    従来の固定資産管理システムからのデータ移行ツール 、プログラム・セットアップ登録ツール、提供ドキュメントの拡充 (業務フロー、適合評価シナリオ、デモデータ、操作手順書)。

また、日本ユニシスは「FaSet FA v2.5」の販売開始に合わせて「FaSet FA 標準導入サービス」の提供も開始します。

◆FaSet FA 標準導入サービス
FaSet FAの標準導入(カスタマイズなし)を提供します。サービスには以下の内容が含まれます。
(標準所要期間:18週間)

FaSet FA の販売価格は860万円(税込み)から。国内の「Oracle E-Business Suite」導入ユーザーを対象に、今後3年間で40件の受注を目指します。

日本ユニシスは、FaSet FA の継続的な機能強化を通じて、企業の会計基準および法制度対応を支援するビジネスを積極的に推進していきます。

以上

■ 今回の発表に当たり、以下のエンドースコメントをいただいています。

日本オラクル株式会社  常務執行役員 アライアンス統括本部長 鈴木 登志夫 氏

 日本オラクル株式会社は、このたびの日本ユニシス株式会社によるFaSet FA最新バージョン販売開始の発表を歓迎いたします。

 日本ユニシスは、10年以上に渡るオラクルのアプリケーション事業における重要なパートナーであり、会計分野における日本市場向けの導入テンプレートを継続的に提供されてきました。また、日本オラクルが本年2月に発足した企業のIFRS(International Financial Reporting Standards:国際会計基準)対応を支援するビジネスを積極的に推進するための共同体「IFRSパートナーコンソーシアム」にも参画されております。今回発表されたFaSet FA最新バージョンは、活動テーマのひとつである「Oracle Applications 製品を基盤としたIFRS対応を実現するテンプレートの機能強化、新規開発や検証」の狙いに応えるものであり、今後も企業の国際会計基準対応を支援するビジネスを積極的に推進されるものと期待しております。

 日本オラクルでは、引き続き日本ユニシスを重要なビジネスパートナーと位置づけし、同社へのサポートをより一層強化してまいります。


注1:Oracle E-Business Suite
「Oracle E-Business Suite」は、経理や人事といった企業の根幹を担う基幹系のシステムや、在庫管理、生産管理、顧客管理、購買管理などの企業活動自体をサポートするシス テムを構築するための機能が統合されたソフトウェアです。日本オラクルは、世界で13,500社以上を超える実績を持つ「Oracle E-Business Suite」を核としたアプリケーション事業のさらなる拡大に向けて、積極的な取り組みを進めています。関連事業部門の増強やパートナー企業との提携強化 を通じ、販売およびサポート体制も積極的に強化しています。
注2:Oracle Database 11g
オラクルのデータベースは、グリッド・コンピューティングを対象として設計されている唯一のデータベースです。「Oracle Database 11g」のリリースにより、オラクルはエンタープライズ情報の管理をこれまでになく容易なものとし、顧客が自社のビジネスについてさらに多くの情報を得るとともに、それに基づくイノベーションをさらに迅速に行うことを可能にします。
注3:Oracle Fusion Middleware
「Oracle Fusion Middleware」は、データベースと業務アプリケーションを一つに融合させるオラクルの包括的なミドルウェア製品群です。SOAに準拠した標準かつオープンな技術を用い、ビジネスの変化への俊敏な対応、意思決定のリアルタイム化、セキュリティという三つの課題を解決することを可能にします。



注釈/リンク

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