ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2009年2月16日

日本ユニシス・エクセリューションズ
金型の3次元データを活用する
CADmeister®「ソリッド検図システム」を販売開始


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 日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山本 敏郎、以下UEL)は、3次元金型設計後のソリッドデータを検査に活用するCADmeister「ソリッド検図システム」を本日から販売開始します。

 自動車メーカーをはじめとするソリッドデータの流通活発化に伴い、金型業界では金型品質向上や納期短縮に向けて、ソリッドモデルを主体にエンジニアリングプロセスのフルデジタル化のニーズが高まっています。しかし、ソリッドデータを作成しても検査/運用プロセスが未確立のため十分にデータを活用できないといった課題も多く本格的な運用には至っていないのが現状です。

 UELではソリッドデータを主体としたフルデジタルプロセスの構築を推進しており、このたびソリッドモデルを検査に活用した「ソリッド検図システム」を販売開始します。

 従来の金型検査は、熟練技術者が2次元図面を読み取り勘と経験により問題箇所を指摘していました。
 今回の「ソリッド検図システム」では3次元金型設計により作成されたソリッドデータをそのまま活用してシステムが検査するため、(1)正確な検査が可能、(2)視認性に優れる、(3)2次元検図用図面の作成が不要などのメリットがあります。

 「ソリッド検図システム」の価格は1カ月使用料4万4千円(税別)、1年使用料48万円(税別)、5年使用料215万円(税別)、1年間で100本の販売を目指しています。
 今後は「ソリッド検図システム」を定型化し金型設計者自らが設計段階から検図結果をフィードバックすることにより、現場での不具合低減とトライ回数の低減も実現させていきます。

以上


注釈/リンク

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