ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2008年11月12日

日本ユニシス・エクセリューションズ
3次元統合CAD/CAMシステム「CADmeister®」新バージョンV4.0を提供開始

〜 モールド金型設計・製造支援機能を大幅強化 〜


本文

 日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山本 敏郎、以下UEL)は、モールド金型設計および製造支援機能を強化し、操作性向上を図った3次元統合CAD/CAMシステム「CADmeister V4.0」を11月12日から提供開始します。

 「CADmeister」は2005年7月に「CADmeister V1.0」として提供開始以来、国産の3次元統合CAD/CAMシステムとして金型メーカーを中心に売り上げを拡大しています。
 このたび「CADmeister V4.0」ではモールド金型設計・製造支援機能を強化すべく5つの新機能追加と操作性向上などの機能改善140件を実施しました。新機能5件は以下のとおりです。

  1. ウィザード形式による部品登録
    画面との対話形式によって、部品登録作業が1/3に短縮

  2. 金型要件の盛り込みに必要なボス・リブ勾配掛け対応
    リブ板厚のサイズ調整と勾配掛けを同時にサポート

  3. CAM標準手順への両側穴加工対応
    プレートの表側加工と裏側加工に対応した工程設計が自動的に作成可能

  4. 幾何形状からの穴加工属性自動生成
    2次元または3次元の表示属性を利用して穴加工属性を自動生成

  5. テーブル固定5軸に対応したNC出力
    アタッチメント5軸に加えてテーブル固定5軸のNC出力も可能

 モールド金型業界ではますます高まる納期短縮・品質向上・コスト削減の要求に対応するため、製品メーカーから供給される3次元データをいかに活用するかが課題となっています。
 UELでは3次元データ活用のソリューションとして,本年8月から業界初の3次元構想設計支援機能を「CADmeister」上に「MOLD-LAYOUT」として提供しています。加えて今回の機能強化によりモールド金型の構想設計から部品登録、詳細設計、プレート加工まで3次元データの一気通貫による効率化が図れます。

 「CADmeister V4.0」は、既にCADmeisterを導入しているユーザーには無償で提供します。
 1年間で2000本の「CADmeister」の販売を目指します。

以上


注釈/リンク

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