ソリューション&コンサルティングの日本ユニシス

2008年10月15日

日本ユニシス・エクセリューションズ、応用技術
住宅産業界の新ビジネス構築のために業務提携

〜 共同プロジェクトによる住宅産業界支援、販売強化を実現 〜


本文

 日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都新宿区、社長:山本 敏郎、以下 UEL)と応用技術株式会社(本社:大阪市北区、社長 谷澤 寿一、以下 応用技術)は、住宅産業界においてこれまで培ってきた両社の実績・ノウハウをベースに、住宅産業界に向けてより一層の業界支援・新ビジネス構築を目指し、このたびパッケージソフトウェアの相互販売などに関する業務提携を行いました。

 住宅産業界では、国内景気動向の悪化や少子化などの社会的要因による住宅着工件数の減少から、今後の業績に危機感が増しつつあります。また2008年10月に施行される予定の瑕疵担保履行確保法や近年施行される四号建築物に係わる確認・検査の特例の見直しなどといった消費者保護の法律への対応、低価格で高品質な住宅供給システムの再構築など、これまでになかった新しい課題が山積しています。
 住宅産業界に係わりのあるIT業界においてもこれらの変化への迅速・的確な対応を求められております。

 これらの要望に対応するため、UELと応用技術は、いくつかの共同プロジェクトを運営していくことで、これまで1社だけでは成し得なかった新住宅ビジネスの構築・支援を図っていきます。

 このたびの業務提携の概要は以下のとおりです。

  1. 双方の業務エリアを補完
    大手ハウスメーカーを中心に双方で補完する業務エリアをターゲットとして展開します。

  2. 相互のパッケージソフトウェアの販売
    応用技術はUEL製住宅CADやグリーン調達関連ソフト(注)の販売を手がけ、UELは応用技術製の電子パーツカタログ作成ソフトや構成チェックが出来るシミュレータソフト、ワークフローソフトなどの販売を手がけます。

  3. 双方が住宅産業界向けに開発したプログラムの転用
    応用技術は住宅CADを混じえたシステムインテグレーションを進め、UELは住宅の構造設計や計画を中心に適応エリアを広げていきます。

 これらのビジネスで両社合わせて次年度2億円の売り上げを目標としています。

 UELと応用技術は、今回の業務提携を基にこれまで両社とも住宅産業では限られた分野でしか利用されなかったITツールの住宅業務全般への普及を目指し、将来的には住宅各社の経営全般のサポートを行っていきます。

以上

注:グリーン調達関連ソフト
UELでは、環境や人の健康への影響が問題となっている電気・電子製品の含有化学物質についてのEU(欧州連合)を中心とした規制に対応するソフトウェアとして、「グリーン調達マイスターProfessional(プロフェッショナル)」を販売しています。
本ソフトウェアは、REACH規則(EUで製造及び輸入される化学品に対して登録、評価、認可を義務づけるもの)に対応できるようデータベース設計を工夫しており、他社に先駆け一足早い対応を可能としています。また今後発表が予測される各業界への対応として、順次開発されるライセンスソフトウェアを必要に応じて組み合わせ可能なフレキシブルなシステム設計で、ステップアップ方式でREACH規則に対応できる業界初のソフトウェアです。




注釈/リンク

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