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Foresight in sight

旧日本ユニシスのニュースリリース

1997年3月4日

日本ユニシス
「CSSアウトソーシング・サービス」を体系化 〜 サービス・ビジネスを拡大 〜

 日本ユニシス株式会社(社長=石栗一民 東京都江東区豊洲1-1-1)は、日本ユニシス情報システム株式会社(社長=外山輝夫 東京都江東区豊洲1-1-1 日本ユニシス100%子会社)と共同で、拡大するクライアント/サーバー・システム(C/SS)構築・導入後の運用管理業務全般を対象とするアウトソーシング・サービスを「CSSアウトソーシング・サービス」として体系化し、4月1日より提供を開始します。

 日本ユニシスは、これまで「USEFULアウトソーシング/SV」としてメインフレームを主体としたアウトソーシング・サービスを体系化し提供してきました。

 今般提供を開始する「CSSアウトソーシング・サービス」は、この経験と実績をベースにその対象をC/SSの分野に広げたものです。
 システム構築・導入後のアプリケーション運用やネットワークを含めたシステム管理、エンドユーザー支援作業など幅広い領域にわたるC/SS特有の運用管理業務を、顧客とのパートナーシップをベースに提供します。

 「CSSアウトソーシング・サービス」の主な特徴は以下の通りです。

  1. 顧客の個別要求に応じて、オーダーメイドのきめ細かなサービスを提供します。 
  2. 専任のシステム運用管理エンジニアによる、顧客に密着した常駐型サービスを提供します。 
  3. 顧客固有の業務アプリケーションの運用管理にも対応します。 
  4. メインフレームやネットワークに関するアウトソーシング要求にもシームレスな対応が可能です。 
  5. 顧客のサーバーをお預かりしてサービスする形態や、アウトソーシング・センターに当社が用意したサーバーを利用いただく形態も提供します。 

 「CSSアウトソーシング・サービス」の内容は以下の通りです。サービスの適用範囲は、「導入・移行フェーズ」「実施フェーズ」の2つに分類されます。

  1. 導入・移行フェーズ…顧客のシステムに最適な各種基準の作成や運用・管理ツールの利用環境の設定を行います。
    • C/SSアウトソーシング導入・移行サービス
  2. 実施フェーズ…C/SSの日々の運用・管理を実施します。
    • アプリケーション・マネジメント・サービス
    • アセット・マネジメント・サービス
    • ネットワーク・マネジメント・サービス
    • ヘルプデスク・サービス
    • サーバー・オペレーション・サービス 

 サービスの提供形態には、サービス要員が顧客先でサービスを提供する「常駐(オンサイト)型」と、サービス要員が当社にてサービスを提供する「遠隔(リモート)型」があります。

 C/SSは、従来のホスト集中型システムに比較して、エンドユーザー支援業務の過多、マルチベンダー対応の煩雑さ、システムの複雑さ等により、システムの運用・管理・保守業務を的確に遂行していくことが困難、かつ高コストなものとなっています。そのため同業務をアウトソーシングできるプロフェッショナル・サービスの提供を望む声が日々高まっています。

 日本ユニシスは、平成7年2月に他社に先駆けてC/SS分野におけるマルチベンダー対応サービス「デスクトップあんしんサービス」の提供を開始し、既に多くのお客様に利用いただいています。
「CSSアウトソーシング・サービス」はこの「デスクトップあんしんサービス」を補完し、お客様の要望によりきめ細かなサービスを提供します。

 日本ユニシスでは、これまで顧客の要求に際して個別に対応してきましたが、「CSSアウトソーシング・サービス」の体系化により、今後は日本ユニシス・グループとして毎年10~15社程度のサービス提供の拡大を図り、3年後には顧客数で約50社へのサービス提供を目標としています。

※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。