日本ユニシス株式会社（社長＝天野順一 東京都江東区豊洲 1-1-1）とFA・OA機器販売およびソフトウェア開発会社であるタクテックス株式会社（社長＝田中修 愛知県名古屋市中村区十王町 5-2）はこのほど、日本ユニシス製『CADCEUS（キャドシアス）』の販売に関する契約に合意し、タクテックスは日本ユニシスの代理店として『CADCEUS』の販売とサービスを開始しました。

　『CADCEUS』は、日本ユニシスが独自開発した3次元統合CAD／CAMシステムであり、平成4年よりUNIXワークステーション用を出荷開始しました。その後平成9年5月には全機能を移行したWindows版『CADCEUS for Win』を発表し、現在では2500システムを超える稼働実績があります。国産での数少ない次世代型CAD／CAMシステムとして、自動車・機械業界を中心に製品設計から生産準備まで幅広い分野で利用されています。

　日本ユニシスでは平成9年より、同ソフトウェアの間接販売も推進しており、今回の契約締結で同社は、地元の金型業界に精通した代理店をさらにひとつ増やしたことになり、営業力が強化されました。

　タクテックスは、自社開発の2次元CAD／CAMを中心に実績を伸ばす一方、ユーザからの3次元CAD／CAMニーズにも積極的に対応する体制を整えました。具体的には、東日本、中日本、西日本に配備されたSEによるオンサイトトレーニング及び、名古屋本社のセンター機能として各種メディアによるサポートのダブルサポート体制を確立し、今回の『CADCEUS』販売を積極的に推進します。
　今回の販売契約により2次元、3次元CAD／CAMからネットワークを活用したDNCシステムまで、設計から加工までのトータルフルラインナップを完成しました。

　なお、タクテックスによる『CADCEUS』の初年度販売は、100セット以上を見込んでいます。

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