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ニュースリリース

1998年3月9日

日本ユニシス
エンタープライズC/SS構築ツール
「PowerClient」販売開始

 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1−1−1)は、既存の企業情報システムを生かしながら最新のクライアント/サーバ・コンピューティング構築を支援するソフトウェア「PowerClient」を、3月10日から販売開始します。

 「PowerClient」は、現在エンタープライズ・サーバやUNIX、NTサーバ上で稼働しているサーバ・アプリケーションに、最近急速に発展するウインドウズやインターネット/イントラネットに対応するクライアント環境を統合し、企業レベルのクライアント/サーバ・コンピューティングを構築するための 開発 / 実行 / 運用環境 を総合的に提供するWindows95/NT用のソフトウェアです。

 企業では「PowerClient」の採用により、これまで第3世代言語(3GL)や第4世代言語(4GL)を使って開発したアプリケーションを今後も企業全体のサーバ・アプリケーションとして継続的に運用できるとともに、エンドユーザや部門内で使われているウインドウズ環境をそのクライアント・アプリケーションとして位置づけ、大規模かつ広範囲なクライアント/サーバ・システムの構築を可能にします。

 「PowerClient」は次の機能を提供します。

(1) 既存サーバ・アプリケーション端末をGUI化する開発環境
「Development Studio」
(2) Visual BasicやPowerBuilderなどのウインドウズ用開発ツールで作られたGUIとアプリケーションをクライアント環境として統合するコード生成アシスタント
「Code Generation Assistant」
(3) サーバ・アプリケーションをブラウザ化するWebイネーブラ
「Web Agent」
(4) サーバ・アプリケーションに同期して稼働させるクライアント環境(GUI、クライアント・アプリケーションおよびイメージ情報等)を保持する
「ローカル/マルチユーザ・リポジトリ」
(5) 広域かつ大量に発生するクライアント・オブジェクトを配布する機能 
「PCSF」
 これによって「PowerClient」は、開発者とエンドユーザに次の様な利点をもたらします。
(1) 既存資産を生かした最新クライアント/サーバ・コンピューティングの構築。
(2) 市販クライアント開発環境と連携したアプリケーション開発と配布。
(3) HTMLやJavaなど新しい技術修得を必要としないWeb対応。
(4) サーバ・アプリケーションがウインドウズ標準GUIで操作でき利用者の操作性が向上。
(5) サーバ・アプリケーションで必要であった画面処理がクライアント側でおこなえネッワーク負荷軽減や応答時間が短縮。

 当面この「PowerClient」は、ユニシスの3GL(COBOL)と4GL(LINCおよびMAPPER)アプリケーションに向けて販売を開始します。その後、他社のCOBOLアプリケーションに向けて販売を拡大する予定です。

 販売価格は、開発環境23万8千円(1ユーザ)、実行環境3万1千円(1ユーザ)、Web Agent125万円、PCSF43万8千円(25ユーザまで)となっており、平成10年度以降3年間で500社への販売を見込んでいます。

【PowerClientによる稼働環境イメージ図】

pwclient.gif (8484 バイト)

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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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