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Foresight in sight

旧日本ユニシスのニュースリリース

1997年9月25日

日本ユニシス
6CPU搭載ラックマウント型PCサーバー「Aquanta HR/6」販売開始

日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、ビジネス市場に向けたPC「AQUANTA(アクアンタ)」に、ペンティアムプロを最大6CPU搭載可能なラックマウント型PCサーバーの最上位機種「AquantaHR/6」2モデルを追加し、9月24日より販売を開始します。

 日本ユニシスのPCサーバーとして6機種目となる「AquantaHR/6」は、高さ36U(1.75m)と19U(1m)の2種類用意されたラックマウント・キャビネットに、ドロワと呼ぶユニットを自由に組み合わせることにより、最大4システム24CPUを1つのラックに搭載することができます。また、オプションのHDDドロワ、DLTドロワをはじめキーボードやディスプレイも一つのラックに収納でき、オフィスの省スペース化が可能です。大規模システムや信頼性の問われる基幹業務はもとより、企業規模、使用目的に添った性能のサーバーを構築、将来のシステム拡張にも柔軟に対応することができます。

 「AquantaHR/6」の主な特徴と仕様は以下の通りです。

  • CPUにペンティアムプロ200MHzを採用し、3CPUモデルと6CPUモデルを用意。3CPUモデルは最大6CPUまで拡張可能です。(2次キャッシュメモリは1CPUあたり512KBを実装)また、CPUリカバリー機能を搭載したことによりCPU障害を事前に感知し自動的にシステムを縮退運転します。
  • RAID 0、1、5対応のRAIDコントローラを標準装備し、ハードディスクの処理速度を向上させています。また、データを複数のHDDに分散して書き込むことで、障害時にもデータを守ります。ホットスワップ対応のHDDベイはRAIDコントローラ接続でCPUドロワ内に6基装備し、オプションのHDDドロワを使用することにより、ハードディスク容量は最大216GBまで拡張できます。
  • メインメモリは信頼性の高いECC対応128MBを標準搭載し、DIMMを使用することにより最大4GBまで拡張可能です。256ビットバス接続、4wayインターリーブによりメモリの高速化を実現しました。
  • 電源トラブルによるシステム停止を防ぐため、ホットプラグ対応電源ユニットを3台搭載しています。電源ユニット交換もシステムを停止せずに行えます。
  • オートチェンジャ対応DATドロワをオプションで提供し、最大192GBのバックアップが可能です。また、DLTドロワは最大80GBの高速バックアップが可能です。
  • サーバーの稼働状態を監視するサーバー・ハードウェア・マネジャーをバンドルし、電圧、ファン、温度はもとよりメモリエラーやハードディスク障害も監視し警告することにより、システム・トラブルを最小限に防ぎます。
  • OSにWindowsNT 4.0 をプリインストールしています。

 「AquantaHR/6」の本体価格は、510万円(3CPUモデル)から。同日より出荷を開始します。

注記
注1:AQUANTA
PC「AQUANTA」は、個々の顧客が要求する仕様に沿って受注し、組み立て後の最終テストを経て納品する「BTCO(Build−To−Customer−Order)」方式と呼ぶ製造システムを採用しています。
商標、登録商標
  • 記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。

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