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Foresight in sight

ニュースリリース

1999年11月9日

日本ユニシス
企業のEビジネスを支援するバーチャルオフィス環境を提供

〜いつでも、どこからでも使える ASP電子キャビネットサービス〜


 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、2000年2月より開始するASP(Application Service Provider)事業の第一弾として、インターネットで時間・場所を問わずアクセス可能な電子キャビネットサービスの提供を発表し、サービスに向けた体制整備に本格的に着手します。

 Webやモバイル利用に代表されるインターネット時代を迎え、企業でも社員一人一人にPCが普及しつつある昨今、断片的な情報が個人のPCの中に点在することになり、これを体系的に管理し、共有することが、企業がEビジネスを実現するうえでの大きな課題となっています。またこの課題を解決した後も、現実の仕事の進め方とコンピュータの操作との間に横たわるギャップをいかに埋めるかが次の問題としてふりかかる傾向にあるのが現状です。
 どの企業でも、
 △ 会社のPCで作成した資料を、モバイルにも送るために、自分宛てメールをいつも送っている。
 △ 自分で使う資料が、会社と自宅のそれぞれのPCに載っていて、バージョンの不整合に悩まされる。
 △ グループでやっている作業のバージョンを合わせるのが大変。
 △ 関係者全員に添付ファイルを送ったため、サーバと回線がオーバフロー。
 △ 各自のPCにおけるバックアップの煩雑さ。
といった悩みが顕在化しています。
 従来のリアルなオフィスに加え、「いつでも、どこからでも使える 情報環境」を提供するバーチャルなオフィスが不可欠な今日、この2つのオフィスに関し、シームレスな統合とすべての人への開放が求められています。

 今回の電子キャビネットサービスは、日本ユニシスが用意するサーバに搭載された 文書キャビネット・ツール をインターネット経由で利用することによって上記の問題を解決するものです。
 日本ユニシスのASP事業(平成11年11年9日付(リリース番号9911-52)にて発表)の第一弾と位置づけ、『asaban.com(朝晩どっと混む)』のサービス基盤で提供します。
 本サービスに接続するだけで、関係者全員から、すばやく、いつでも、どこからでも、情報の登録/利用が可能な、企業のEビジネスを支援するためのバーチャルなオフィス環境が得られることになります。

 電子キャビネットサービスの特徴は次のとおりです。
 1. 早期の利用開始が、ローコストで可能。
 2. モバイルをはじめ複数のPCを一人が利用する場合での個人情報の一括管理と保管を容易に実現。
 3. 個人の情報管理やEビジネスにおける企業間、部門間、プロジェクト間の共通文書の共有化を実現。
 4. 24時間365日世界中からアクセス可能。
 5. サーバ(日本ユニシス)側における、データの日常的バックアップ。

 本サービスで使用する電子キャビネットアプリケーションは、ファイル管理手法として「紙とファイルとキャビネット」の考え方を日本ユニシスが独自に電子化したものです。
 当該ソリューションの商品化も計画中です。

 日本ユニシスでは今後も、長年培ってきた経験とそれによって得たノウハウを最大限に生かし、高トランザクション/高セキュリティに対応したASPサービス『asaban.com』をベースに、この種のサービスを順次発表の予定です。


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