
ニュースリリース
1999年11月1日
日本ユニシス
Java技術によるe-ビジネス対応ミッションクリティカル・システム構築に
「WebLogic Server」を中核に採用、BEA社と緊密な提携へ
日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲1-1-1)は、急増するe-ビジネスに対応するため、Webアプリケーション・サーバに高い実績をもつ日本ビー・イー・エー・システムズ株式会社(社長=井上 基氏 横浜市西区みなとみらい2-2-1-1)と緊密な協力関係のもと、BEA社の「WebLogic」製品の取扱いで提携し、11月1日から同プロダクトの提供を開始します。
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近年、インターネット環境でのビジネスの爆発的な拡大に伴い、同環境下におけるミッションクリティカル・システム構築に対するニーズが急増しています。これに伴い、このようなシステム構築で必要となる機能を持つWebアプリケーション・サーバへのニーズもますます高まりつつあります。このため日本ユニシスと日本BEA社は、このほど同分野のビジネス展開において強い協力関係を築くことで合意しました。
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具体的には、日本ユニシスが提唱するオンネットソリューションに基づいたプロダクトとしてBEA社の「WebLogic」製品を採用し、インターネットに対応したミッションクリティカルなシステムを構築する際の最適なWebアプリケーション・サーバとして位置づけ、インターネット・ソリューション構築ビジネスを本格的に展開していきます。
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さらに日本ユニシスは、Java/EJB技術を使ったインターネット・ソリューション・システム構築ビジネスの推進に向けて、従来の「Java Center」を強化し、100名体制の「Internet/Java Center of Excellence」(IJCOE 仮称)を設立します。「WebLogic」製品によるインターネット・ソリューション構築に関して、技術コンサルティングから製品に関連するプロダクト・サポート、実際のシステム構築に至るまでの一連のサービス提供はこのIJCOEが中心となって行います。
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またインターネット・ソリューション構築の効率化に向けて、今回新たに「WebLogic」製品対応を施した標準開発技法(仮称:TACT)を適用します。TACTは、日本ユニシスがこれまでオブジェクト指向開発で培ってきたノウハウを集大成したコンポーネントベースの開発技法です。コンポーネントの切り出しに始まる上流工程から、実際にコードを作成する下流工程までの作業と方法および使用するツールを定義するもので、顧客のシステム開発の効率化が図れ、負荷が大幅に軽減されます。
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なお日本BEA社は、日本ユニシスが提供するミッションクリティカルシステムに対応したプロダクト・サポートを支援するほか、「WebLogic」製品をベースとしたソリューション開発推進にあたっての技術的サポート、米国BEA社によるワールドワイドなサポートなど全面的な協力を約束しています。また、日本BEA社は、日本ユニシスを通して日本市場における「WebLogic」に対する要求を吸い上げ、BEA社のプロダクト計画へ反映していきます。
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日本ユニシスでは、今回の「WebLogic」製品を中心としたJava技術を使ったインターネット・ソリューション構築ビジネスへの取り組みだけでなく、これを支える先進的なハードウェア、インターネットに対応した各種ソリューション、セキュリティ診断サービス等のインターネット・ソリューション向けサービスなどを提供し、お客様のe−ビジネスをバックアップします。
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「WebLogic Server」は、11月9-12日に千葉・幕張メッセで開催のEnterprise Solutions Tokyo '99の日本ユニシスのブースで展示・紹介します。
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