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Foresight in sight

ニュースリリース

1999年4月27日

日本ユニシス
クラスタリングによるサーバーの可用性向上を実現する
「NTハイ・アベイラビリティ・ソリューション」製品群を大幅強化


 日本ユニシス株式会社(社長=天野順一 東京都江東区豊洲 1-1-1)は、サーバーの可用性を高め、WindowsNT環境におけるエンタープライズ・システムの構築・運用を強化するための製品として最上位レベルに位置する「並列型負荷分散クラスタ セット」をラインナップに加え、「NTハイ・アベイラビリティ・ソリューション」製品群をこの度大幅に強化しました。

  平成10年9月にVinca社「Co-StandbyServer」を利用した「ミラーディスク型フェイルオーバー・クラスタ セット」、Microsoft社「Cluster Server」を利用した「共有ディスク型フェイルオーバー・クラスタ セット」を発表して以来、日本ユニシスの手がけるNTサーバーによるクラスタリング構成は数々の実績を重ねており、その高可用性はエンタープライズNTの浸透を着実に推進してきております。

 今回発売する製品はOracle社「Oracle Parallel Server」を利用した「並列型負荷分散クラスタ セット」で、従来提供していたセットより大規模なシステム構築を可能としています。本セットの主な特徴は以下の通りです。

  1. 最大4ノードまでクラスタリング可能。従来のセット(最大2ノード)と比較してスケーラビリティが拡張されています。
  2. 99.9%以上(目安)もの優れたシステム可用性。1日24時間、365日連続稼働した場合、ダウン時間は8時間以内と想定されます。
  3. 本日発表の「Aquanta(アクアンタ) ES5000」シリーズ(News Release 9904-16 参照)をベースにパッケージ化。導入の際のシステム構成検討と導入作業の負荷を軽減できます。最新のインテル製CPUであるXeon(ジーオン)を採用した高性能4wayサーバーと、メインフレームでも利用している大容量共有ストレージの組み合わせはエンタープライズ・クラスの高性能と信頼性を提供します。
  4. 数々のエンタープライズ・システムを手がけてきた日本ユニシスが提供する各種サービス(導入前のコンサルテーション・サービス、クラスタシステムの導入サービス、設置後の運用保守サービスなど)を利用できます。(別途契約による有償サービス)

 本セットの提供により日本ユニシスは、安価な部門サーバから大規模な基幹システムまで、「NTハイ・アベイラビリティ・ソリューション」の適用範囲を大きく拡大しました。
 Microsoft社「Cluster Server」による可用性向上が一般的な中で、日本ユニシスは中小規模なシステムに適した「Co-StandbyServer」、そして大規模なシステム構築に適した「Oracle Parallel Server」をラインナップに備え、クラスタ・セットでは他に類を見ないスケーラビリティを実現します。

 日本ユニシスは平成10年6月、WindowsNTの企業レベルへの適用に向けた取り組みを「エンタープライズNT(略称:eNT)戦略」として体系化し、本格的な取り組みを開始しました。本セットの販売開始によりインテル・アーキテクチャに基づくサーバー・ラインナップを一層強化し、エンタープライズ市場におけるWindowsNTの適用をより積極的に推進します。


*記載の会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。

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