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Foresight in sight

ニュースリリース

1999年3月16日

デルコンピュータ(株)とユニアデックス(株)が業務提携

サーバ、ワークステーション、ストレージ製品など
デルコンピュータの法人・企業向けエンタープライズ製品の
サービス・サポートをユニアデックスが実施

4時間対応修理サービスを拡大、ミッションクリティカルなシステムにも対応
〜今年前半には顧客のマルチベンダー環境のシステムサポートも展開〜


コンピュータシステムのメーカー直販世界最大手であるデルコンピュータ・コーポレーションの日本法人デルコンピュータ株式会社(本社:川崎市幸区、代表取締役会長:吹野博志氏)と、日本ユニシス株式会社が全額出資するネットワークとシステム運用管理のサービス専門会社、ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:出浦眞一)は、本日、サービス・サポート業務において業務提携を結ぶことで合意し、4月より業務を開始する予定であると発表しました。

今回の業務提携では、デルコンピュータは、ミッションクリティカルなネットワーク環境で高品質なサービス・サポートを提供するユニアデックス株式会社とのパートナーシップにより、サーバやワークステーション、ストレージ製品など、エンタープライズ製品を中心とした法人・企業顧客向けビジネスのサポート体制の大幅な強化を図ります。また、ユニアデックスは、独自の直販ビジネスで急成長を続けるデルコンピュータとの業務提携を、同社のサービス事業における有望なビジネス機会と考え、事業の新規拡大を期待しています。

デルコンピュータは、ユニアデックスが保有する全国規模のサービス拠点や、高い技術レベルを誇るエンジニア組織、顧客現場での問題処理のノウハウなどを活用することにより、近い将来、マルチベンダーサポートを含む広範なサービスプログラムを、デルコンピュータから一括して顧客に提供していく計画です。

なお、今回の業務提携は、米国デルコンピュータ・コーポレーションが米国ユニシス・コーポレーションと締結している世界規模の戦略的なパートナーシップの一環でもあります。


エンタープライズ製品の障害処理業務をユニアデックスが提供
「4時間対応修理サービス」の対象地域を全国規模に拡大、新たにワークステーションにも提供
両社の業務提携開始にあたり、4月より、デルコンピュータのエンタープライズ製品である高性能サーバ「PowerEdge(パワーエッジ)」シリーズ、およびストレージ製品「PowerVault(パワーボルト)」シリーズの各製品については、標準サービスである、翌営業日対応の顧客サイトでの障害処理業務*をユニアデックスが行います。(*顧客からの一次コールはデルコンピュータが受け、デル社の指示に基づきユニアデックスのサポートスタッフが翌営業日に障害処理に赴きます。)
また、上記のサーバおよびストレージ製品に対して、現在、東京・大阪・名古屋の地域限定で提供している「4時間対応修理サービス(有償)」についても、4月からユニアデックスが顧客サイトでの障害処理業務にあたるとともに、サービス対象地域も、順次全国規模に拡大します。
「4時間対応修理サービス」は、顧客の連絡を受け障害内容の確認後4時間以内に現場に赴いて問題を処理するものです。同サービスは顧客のニーズによって24時間年中無休の提供も可能で、ミッションクリティカルなエンタープライズ製品の万一の障害が顧客に与える損害を、最小限に抑える万全なサポートを可能にします。
さらに、今回の提携によって、5月からは、新たにワークステーション製品「Precision WorkStation(プレシジョン・ワークステーション)」に対してもこの「4時間対応修理サービス」の提供を開始します。(対象地域は当初は東京地域のみ、順次拡大の予定です。)


マルチベンダーサポートなど、幅広いサービスプログラムを展開
サポートも、デルコンピュータが一括してひとつの顧客窓口に
今回の業務提携により、デルコンピュータは今年前半をめどに、マルチベンダーサポートを含む幅広いサービスプログラムを、同社の法人・企業顧客に提供していく計画です。
下記はその一例です。
  • 顧客のマルチベンダー環境におけるシステムサポートを提供
  • 顧客のシステム構築の際のコンサルティング業務を強化
  • 世界でビジネスを展開する多国籍企業顧客に対する、カスタマイズされた、世界共通のサービス提供をさらに充実
  • 今後投入されるよりミッションクリティカルな製品群のサポート体制の完備
デルコンピュータは、これらの新サービスプログラムを、同社を窓口として展開することにより、製品のみならず、サポートの品質も他社と差別化の柱に育て、法人・企業市場における一層の顧客獲得を図ります。


「顧客満足度No.1」の両社の提携で、よりよい顧客サービスを実現
デルコンピュータ株式会社は、1997年9月に国内サーバ市場へ本格参入しました。それからわずか1年あまりの1998年末、株式会社ジェイ・ディー・パワー アジア・パシフィック(12月8日発表)および、日経コンピュータ誌(12月21日号)の、二つの第三者機関によるサーバ製品の顧客満足度調査で、No.1の評価を獲得しています。
一方、同じく日経コンピュータ誌(12月21日号)の顧客満足度調査で、サービスの評価においては日本ユニシス(株)もNo.1にランク(ユニアデックス株式会社がクライアント・サーバ等のサービス業務を担当)され、長年のメインフレームにおける経験とサポート品質が、オープン系サービスでも顧客から高く評価されています。今回、パソコン・サーバ製品およびサービスの顧客満足度において業界のNo.1に評価された両社の業務提携は、デルコンピュータの顧客に、製品、サービス、サポート全ての面で、より優れた「カスタマー・エクスペリエンス(顧客の満足体験)」の提供を可能にします。

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