2018年3月9日
日本ユニシス
新事業創出プラットフォーム「Financial Foresight Lab®」を創設
〜 金融機関の異業種協働を推進し、革新的な金融サービスの創出を加速 〜
日本ユニシスは、2018年4月に、金融機関のオープンイノベーションと未来の金融サービス創出を支援する新たなスキームとして、新事業創出プラットフォーム「Financial Foresight Lab」を創設します。
Financial Foresight Labは、金融機関に向けて、社会に新しい価値を提供する金融サービスの創出と、そのために必要となる各種情報の提供とネットワーキング、および能力開発や投資活動への支援などさまざまなプログラムを展開します。また同Lab内に、APIエコノミー形成を加速させることを目的とした「APIコミュニティ」を併せて設立します。これらを通じて、金融機関における新事業の創出を加速していきます。
創設当初は勘定系システム「BankVision®」の採用行をはじめとする地方銀行11行(後述)を参加パートナーとして活動を開始し、30金融機関と異業種20企業の参加を目標とします。
Financial Foresight Labは、金融機関に向けて、社会に新しい価値を提供する金融サービスの創出と、そのために必要となる各種情報の提供とネットワーキング、および能力開発や投資活動への支援などさまざまなプログラムを展開します。また同Lab内に、APIエコノミー形成を加速させることを目的とした「APIコミュニティ」を併せて設立します。これらを通じて、金融機関における新事業の創出を加速していきます。
創設当初は勘定系システム「BankVision®」の採用行をはじめとする地方銀行11行(後述)を参加パートナーとして活動を開始し、30金融機関と異業種20企業の参加を目標とします。

【背景】
企業活動において、カスタマーファーストの徹底や、社会課題の解決が重要視されるなか、金融機関には、UI/UXに優れた顧客接点の創出や、法人顧客および生活者のニーズに合った斬新な金融サービスの提供が求められています。
日本ユニシスでは、多くの地域金融機関に勘定系システムをはじめとする各種業務システムを提供してきた経験・ノウハウをもとに、金融機関と異業種によるビジネスエコシステムの形成支援や、オープンAPI公開サービス「Resonatex™(注)」を活用したAPI連携によるビジネス創出などを推進してきました。
こうした活動をFinancial Foresight Labとして組織的に体系化することで、知識・ノウハウ・人材を集積し、未来の社会で必要とされる新しい金融サービス像や顧客の変化などに対する予見(Foresight)をもとに、金融機関における新事業創出を加速させます。
日本ユニシスでは、多くの地域金融機関に勘定系システムをはじめとする各種業務システムを提供してきた経験・ノウハウをもとに、金融機関と異業種によるビジネスエコシステムの形成支援や、オープンAPI公開サービス「Resonatex™(注)」を活用したAPI連携によるビジネス創出などを推進してきました。
こうした活動をFinancial Foresight Labとして組織的に体系化することで、知識・ノウハウ・人材を集積し、未来の社会で必要とされる新しい金融サービス像や顧客の変化などに対する予見(Foresight)をもとに、金融機関における新事業創出を加速させます。
【提供メニュー】
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各種プログラムの提供
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ビジネス創出支援(オープンイノベーションを活用した新しい金融サービスの共同創出)
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情報提供・ネットワーキング(業界動向などの情報・レポート提供と、異業種企業や各種スタートアップとのネットワーキング)
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ビジネスデザインの支援、PoCなど実証フィールド提供
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スキル開発(能力開発、および投資・M&A活動への支援)
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「APIコミュニティ」活動日本ユニシスが提供するオープンAPI公開サービス「Resonatex」を核として、金融機関が公開するAPIの活用促進、各法規制と契約面の支援、およびAPI仕様の標準化とセキュリティ追求などの分科会形態で組成します。
【運営体制と参加パートナー】
Financial Foresight Labは、日本ユニシスの専任メンバーと、外部のアドバイザーによって運営を行います。当初の参加パートナーは以下の地方銀行11行で、2018年4月から活動を開始します。
2018年4月以降は、日本ユニシスが提供する勘定系システムの採用行以外の金融機関や異業種企業に対しても幅広く同Labへの参加を募り、30金融機関・20企業の参加を目標としています。
2018年4月以降は、日本ユニシスが提供する勘定系システムの採用行以外の金融機関や異業種企業に対しても幅広く同Labへの参加を募り、30金融機関・20企業の参加を目標としています。
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参加パートナー(2018年4月時点。金融機関コード順)1.山梨中央銀行
2.北國銀行
3.スルガ銀行
4.大垣共立銀行
5.百五銀行
6.紀陽銀行
7.筑邦銀行
8.佐賀銀行
9.十八銀行
10.鹿児島銀行
11.福島銀行
【今後の展開】
日本ユニシスは、Financial Foresight Labにおいて参加パートナーとともに多様なビジネスを創出し、各ビジネスによって獲得されたデータを、参加パートナーと共有、および分析しデジタルマーケティングを駆動するデータプラットフォームの構築を予定しています。
また、金融機関以外の異業種に対しても「Financial Foresight Lab」への参加を募り、社会課題の解決と新しい共通価値の創造を実現する異業種連携というテーマのもと、ビジネスエコシステムの範囲拡大と、これまでにない革新的な金融サービスの創造に寄与していきます。
また、金融機関以外の異業種に対しても「Financial Foresight Lab」への参加を募り、社会課題の解決と新しい共通価値の創造を実現する異業種連携というテーマのもと、ビジネスエコシステムの範囲拡大と、これまでにない革新的な金融サービスの創造に寄与していきます。
以上
- 注記
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- 注:オープンAPI公開基盤「Resonatex(レゾナテックス)」
- 「Resonatex」は、金融機関をはじめ各事業体が持つWeb APIをオープンAPIとしてインターネット公開するためのクラウド型プラットフォームサービスです。日本ユニシスは、2017年1月から他のITベンダーに先駆け、自社のオープン勘定系システム「BankVision」のWeb API公開サービスの提供を開始しています。「Resonatex」は、「BankVision」を含む金融機関の勘定系Web APIをはじめ、各事業体が保有するWeb APIをセキュアなシステム環境上に公開し、金融機関とFintech事業者および異業種との水平協働による新しい金融サービスの革新に寄与します。
「Resonatex」を通じて金融機関と各事業体のサービスを結びつけることにより、IoTやビッグデータといった従来得ることのできなかった情報や分析を活用し、新しい金融サービスの創出やUI/UX向上を促進し、金融機関の収益構造とビジネスモデルの変革をサポートします。
- 商標、登録商標
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- Financial Foresight Lab、BankVisionは日本ユニシス株式会社の登録商標です。
- Resonatexは日本ユニシス株式会社の商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
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- 新事業創出プラットフォーム「Financial Foresight Lab」 >
- 日本ユニシスのFintechへの取り組み >
- オープン勘定系システム「BankVision(バンクビジョン)」 >
-
Fintechが切り拓く金融サービスの未来を見据えて >
日本ユニシスグループとお客さま、そして社会を結ぶデジタルメディア CU(Club Unisys) -
討論!「API公開」でどうなる日本の金融サービス >
(同上) -
「日本発Fintech」が目指すべき次なる金融サービスの世界とは >
(同上)
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