2017年3月13日
日本ユニシス
ヤマダ電機の店舗で、Fellow Robots (Fellow, Inc.)の
自律移動型サービスロボットNAVii™(ナビー)を活用した
実証実験 第2弾を実施
〜 国内初、ロボットによる店舗の在庫・売価チェックと来店客への商品提案を実現 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:平岡 昭良、以下 日本ユニシス)は、Fellow Robots(社名:Fellow, Inc.、本社:米国カリフォルニア州、CEO:Marco Mascorro 氏)が開発・提供する自律移動型サービスロボットNAVii(ナビー)を活用した店頭での実証実験 第2弾を、株式会社ヤマダ電機(本社:群馬県高崎市、代表取締役社長:桑野 光正 氏、以下 ヤマダ電機)の店舗で、本日から実施します。
日本ユニシスは、2015年12月から、Fellow Robotsの自律移動型サービスロボットの日本国内での取り扱いを開始し、2016年2月にヤマダ電機テックランド青葉店において、NAViiによる商品売場や店内施設の案内を行う実証実験 第1弾を実施しました。
日本ユニシスは、2015年12月から、Fellow Robotsの自律移動型サービスロボットの日本国内での取り扱いを開始し、2016年2月にヤマダ電機テックランド青葉店において、NAViiによる商品売場や店内施設の案内を行う実証実験 第1弾を実施しました。

今回の実証実験 第2弾では、NAViiに日本ユニシスのAI関連技術体系「Rinza」を活用した「知的エージェントサービス」(注1)を新たに搭載し、商品や売場の案内を飛躍的に進化させるとともに、ロボットが販売員の業務を代替することによるコスト効果を算定し、導入メリットを定量化します。さらに、自動での「在庫チェック」、「売価チェック」の機能を実装し、従業員の業務負荷軽減を検証します。
日本ユニシスは、業務単位で定量コスト評価基準を創出・適用し、実務へ適用可能なサービスロボットの展開を図ります。
実証実験の概要は以下のとおりです。
日本ユニシスは、業務単位で定量コスト評価基準を創出・適用し、実務へ適用可能なサービスロボットの展開を図ります。
実証実験の概要は以下のとおりです。
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実施期間2017年3月13日~2017年4月30日(予定)・・・ロボットが稼働するスケジュールは店頭にて告知
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実施店舗ヤマダ電機 テックランド青葉店(神奈川県横浜市青葉区)
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検証目的
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NAViiの接客による顧客満足度の向上、接客アプローチ数の増加、売上への寄与の確認
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NAViiの在庫チェック、売価チェックによる店舗の従業員の業務負荷軽減の確認
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検証内容
(1)接客業務
営業時間内に、NAViiが店内を巡回し、商品売場や店内施設を案内します。NAViiに新たに搭載した日本ユニシスのAI関連技術体系「Rinza」を活用した「知的エージェントサービス」を用い、対話による商品案内を実施します。
営業時間内に、NAViiが店内を巡回し、商品売場や店内施設を案内します。NAViiに新たに搭載した日本ユニシスのAI関連技術体系「Rinza」を活用した「知的エージェントサービス」を用い、対話による商品案内を実施します。
売場案内 | トイレ、レジ、サービスカウンターなどの店内施設を案内し、目的の施設まで自律移動により来店客を誘導します。 |
目的の商品の陳列場所まで自律移動により来店客を誘導します。 | |
商品案内 | 来店客との対話を通じて、お薦め商品を提案します。商品の仕様等の詳細情報を紹介します。 |
基幹システムと連携して店頭で取り扱いのある商品を紹介します。 | |
クーポン発行 | 来店客に、お得なクーポンを発行します。 |
ポイント付与 | ヤマダ電機の会員の来店客に、来店ポイントを付与します。 |
店員エスカレーション | 接客の過程で必要に応じ、販売員を呼ぶことができます。 |
(2)従業員支援業務
Fellow Robotsが提供する在庫管理の総合ソリューションを用いて、営業時間外に、約10000商品(携帯電話・スマートフォンアクセサリー類約5000~6000種類、電池応用品約3000~3500種類、理美容家電約500~800種類)を対象として、NAViiが在庫チェックと売価チェックを実施します。
Fellow Robotsが提供する在庫管理の総合ソリューションを用いて、営業時間外に、約10000商品(携帯電話・スマートフォンアクセサリー類約5000~6000種類、電池応用品約3000~3500種類、理美容家電約500~800種類)を対象として、NAViiが在庫チェックと売価チェックを実施します。
在庫チェック | 店頭で欠品している商品をチェックし、欠品商品リストを作成します。 |
売価チェック | 店頭の商品に表示されている売価が正しいかどうかを、システムに登録されている売価と突き合せてチェックし、不一致の商品リストを作成します。 |
■実証実験で利用する自律移動型サービスロボットNAVii(ナビー)

日本ユニシスは、サービスロボットによる小売業の顧客満足度向上だけでなく、業務効率化などの課題解決に向けた取り組み(注2)を進めています。従業員の業務支援、データ収集・分析、基幹業務システム連携などを実現し、単なる話題作りではなく、実用性を伴ったサービスロボットを活用した業務ソリューションを展開していきます。本実証実験は、その取り組みの一つとして実施します。
今後も日本ユニシスは、長年培った豊富なノウハウと技術を生かし、さまざまなサービスロボットのラインナップ拡充を進めるとともに、ユーザの課題解決に最適なサービスロボットを活用した業務ソリューションの提案、導入、運用をワンストップで展開する取り組みを進めていきます。
今後も日本ユニシスは、長年培った豊富なノウハウと技術を生かし、さまざまなサービスロボットのラインナップ拡充を進めるとともに、ユーザの課題解決に最適なサービスロボットを活用した業務ソリューションの提案、導入、運用をワンストップで展開する取り組みを進めていきます。
以上
■Fellow Robots (Fellow, Inc.)について
本社を米国シリコンバレーに置くFellow, Inc.は、小売業に最先端の革命をもたらします。Fellow, Inc.は、サービスロボット分野でFortune 100企業とパートナーを組んでいます。ロボット工学、ソフトウェア、デザインおよびマーケティングの専門家を含む多彩な社員を持つ当社は、パートナー各社と緊密に連携しながら、先進ロボット技術で小売における顧客体験を改善します。
本社を米国シリコンバレーに置くFellow, Inc.は、小売業に最先端の革命をもたらします。Fellow, Inc.は、サービスロボット分野でFortune 100企業とパートナーを組んでいます。ロボット工学、ソフトウェア、デザインおよびマーケティングの専門家を含む多彩な社員を持つ当社は、パートナー各社と緊密に連携しながら、先進ロボット技術で小売における顧客体験を改善します。
- 注記
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- 注1:日本ユニシスのAI関連技術体系「Rinza」を活用した「知的エージェントサービス」
- 関連リンク参照
2016年11月28日付ニュースリリース
- 関連リンク参照
- 注2:日本ユニシスのサービスロボットを活用した課題解決への取り組み
- 関連リンク参照
2015年12月10日付ニュースリリース
2016年2月2日付ニュースリリース
2016年6月21日付ニュースリリース
2017年1月12日付ニュースリリース
- 関連リンク参照
- 商標、登録商標
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- Rinzaは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
- NAViiは、Fellow Inc.の商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
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2016年11月28日付ニュースリリース >
日本ユニシス オープンな人工知能(AI)関連技術体系「Rinza®」から生まれた「知的エージェントサービス」を提供開始 -
2015年12月10日付ニュースリリース >
日本ユニシス 米Fellow Robots社の自律移動型サービスロボットの取り扱いを開始 -
2016年2月2日付ニュースリリース >
日本ユニシス ヤマダ電機の店舗で、米Fellow Robots社の自律移動型サービスロボットNAVII™(ナビー)を活用した実証実験を開始 -
2016年6月21日付ニュースリリース >
日本ユニシス パルコと米Fellow Robots社の3社で、自律移動型サービスロボットNAVii™(ナビー)を活用した実証実験を実施 -
2017年1月12日付ニュースリリース >
日本ユニシス 08ワークスとパルコの3社が、東京都立産業技術研究センターの公募型共同研究事業に採択
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2016年11月28日付ニュースリリース >
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