2016年12月16日
日本ユニシス・エクセリューションズ
ポリゴン編集ソフト「POLYGONALmeister®」の機能を強化
〜 コンシューマー向けには、写真から簡単にレリーフが作れる機能を安価で提供 〜
日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社(本社:東京都江東区、社長:今村 康、以下 日本ユニシス・エクセリューションズ)は、ポリゴン(注1)データ編集ソフトウエア「POLYGONALmeister(ポリゴナルマイスター)」の機能強化版「POLYGONALmeister Ver2.0.0」の販売を2017年1月16日から開始します。
「POLYGONALmeister Ver2.0.0」で強化された主な特徴は次の2点です。
「POLYGONALmeister Ver2.0.0」で強化された主な特徴は次の2点です。
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複雑な形状修正が可能となり作業者の形状修正工数を大幅に削減できます。主に企業向けの用途です。
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クリーニングの自動修正機能が大幅に向上しました。「結果一覧表示」機能により、自動クリーニングでは取りきれない複雑な不正箇所を拡大表示でき、新たに開発した「エッジ入れ替え」「頂点併合」「鋭三角形除去」機能を用いて、これらを容易に修正できるようになりました。
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3Dプリンターのユーザーから要望の多かった「切断」機能を追加しました。この切断機能では補助線機能により3Dプリンターの造形可能サイズを参考にしながら切断位置を決めることができます。また、クリアランスの設定や、切断する交線を選択することが可能です。
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貫通穴や袋穴を自動的に検出し埋める「貫通・袋穴埋め」機能(特願2016-039508)、表面に開いた穴の「穴埋め」、表面のざらつきを取り除く「鏡面スムージング」機能(特願2016-051971)など既存12コマンドの性能が向上しました。また「クリッピング」機能の追加、「領域指示」方法の強化など操作性も向上しています。
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世の中にあふれる膨大な写真情報を3Dプリンター用に活用できます。主にコンシューマー向けの用途です。
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新たに開発したレリーフ機能では、jpeg、png、bmpの写真情報から簡単な操作で3Dプリント可能なレリーフ状のポリゴンデータを作ることが可能です。また、ベースの製品形状に写真情報を用いて作成されたレリーフ形状を埋め込むことも可能です。
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結婚式や七五三などの記念品需要や、店舗の装飾品、立体看板、立体魚拓などのオリジナルアイテム製作のニーズを想定しています。
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企業向けの「POLYGONALmeister Ver2.0.0」の製品価格(消費税別)は以下の通りです。
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POLYGONALmeister Editor(基本パッケージ) 40万円
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POLYGONALmeister Advanced option(特定の作業のための専用機能群 Editorに追加可能) 20万円
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POLYGONALmeister Relief option(レリーフ機能をEditorに追加可能)価格未定 2017年3月リリース予定
また、コンシューマー向けに販売する「POLYGONALmeister Personal Relief(レリーフ作成専用 STL(注2)ファイル形式のみ対応) の価格は1万円(消費税別)です。
日本ユニシス・エクセリューションズは、3Dプリンター、3Dスキャナーメーカーに対し、同梱ソフトウエアとしての採用を働き掛けるほか、「POLYGONALmeister Relief option」については今後クラウド化を検討し、共同で事業展開を目指すパートナーを募集していきます。
当社は、3年間で500セットの「POLYGONALmeister Ver2.0.0」販売を見込んでいます。
日本ユニシス・エクセリューションズは、3Dプリンター、3Dスキャナーメーカーに対し、同梱ソフトウエアとしての採用を働き掛けるほか、「POLYGONALmeister Relief option」については今後クラウド化を検討し、共同で事業展開を目指すパートナーを募集していきます。
当社は、3年間で500セットの「POLYGONALmeister Ver2.0.0」販売を見込んでいます。
■頂点併合

■レリーフ埋め込み

日本ユニシス・エクセリューションズでは「POLGONALmeister Ver 2.0.0」の紹介セミナーを2017年1月26日(木)、日本ユニシス株式会社の豊洲本社で開催します。
■POLYGONALmeister Ver 2.0.0 発表セミナー
- 開催日時
2017年1月26日(木) 14:00~17:00 - 開催場所
日本ユニシス(株)6F セミナールームA(江東区豊洲) - 入場
無料 - お申し込み
http://www.excel.co.jp/polygon/event/20170126.shtml
以上
- 注記
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- 注1:ポリゴン
三角形や四角形などの多角形を敷き詰めて、物の表面の形を表現するときの各多角形をポリゴンといいます。計測データの表現や3Dプリンターの入力には通常、三角形の集まりが使われます。
- 注2:STL
「Standard Triangulated Language」の略。このファイル形式では、三次元の立体を小さな三角形ポリゴンの集合として表現しています。ほとんどの3DプリンターがSTLのファイル形式に対応しています。
- 商標、登録商標
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- POLYGONALmeisterは、日本ユニシス・エクセリューションズ株式会社の登録商標です。
- iPhoneは、Apple Inc.の商標です。
- iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
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