2016年2月26日
日本ユニシス
NTTソフトウェアの「特権ID管理ソリューション」が、秋田銀行にて採用
〜 セキュリティの強化に寄与し、「特権ID」(注1)の管理負荷を大幅に削減 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、株式会社秋田銀行(本店:秋田県秋田市、頭取:湊屋 隆夫 氏、以下 秋田銀行)から、エヌ・ティ・ティ・ソフトウェア株式会社(本社:東京都港区、社長:山田 伸一 氏 、以下 NTTソフトウェア)が提供する「特権ID管理ソリューション」の採用を受け、3月の稼働を目指して本ソリューションの導入を開始しました。
秋田銀行では、昨今の情報漏えいなど不祥事件の発生が相次いでいる状況を踏まえ、委託先を含むシステム管理者の不正や情報漏えい防止の仕組みを検討していました。今般、業務システム全体を管理する要となる「特権ID」のソリューション導入が情報セキュリティ強化に効果的であるとの判断の下、「特権ID管理ソリューション」導入の決定に至ったものです。加えて、各端末の操作を動画とテキストで克明に記録し、不正操作・誤操作に起因するシステムトラブルや情報漏えいといったリスクを低減するソリューションの導入も併せて決定しました。
日本ユニシスは、秋田銀行のシステム構築パートナーとしてこれらのソリューションの導入プロジェクトに参画しています。
NTTソフトウェアが提供する「特権ID管理ソリューション」の主な導入効果は、以下のとおりです。
- システムの設定変更やメンテナンスなどの作業後に作業用特権IDが無効になるため、不正アクセスを防止
- システムが自動的にパスワードを変更するため、ID管理者の負担が軽減され、不正アクセスのリスクも低減
- 各サーバーへのログオン情報を統合的に収集するため、不正監査が容易
- 登録されているID一覧情報の確認により無効なIDの削除や不正登録・不正削除されたIDの抽出が容易
日本ユニシスでは、今回の秋田銀行での「特権ID管理ソリューション」も含めたセキュリティソリューション構築実績をもとに、今後さらに販売体制を強化し、新たな受注を目指していきます。
以上
■「特権ID管理ソリューション」の導入イメージ
- 注記
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- 注1:「特権ID」
- システムの設定変更やメンテナンスなどで利用される、高いレベルの権限を持ったシステムID。Windows® OSではAdministrator、Unix®系OSではrootなどのIDのほか、データベースの管理やユーザーアカウント管理を行うためのシステムID、ネットワーク機器の設定変更などを行うための権限を持ったIDなどを指します。
権限が強く、複数の関係者で共有して利用することが多いIDのため、取り扱いには厳格な管理が求められます。企業のセキュリティ意識の向上や内部統制体制の強化などに伴い、特権IDの管理はさらに重要視されています。
- 商標、登録商標
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- iSECUREは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
- Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
- UNIXは、The Open Groupの米国ならびに他の国における登録商標です。
- Linux は、Linus Torvalds 氏の日本およびその他の国における登録商標または商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
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