2015年4月22日
日本ユニシス、ウィップス
SaaS型ファイル共有サービス「SecureFiles+®」を提供開始
〜 安心・安全なファイル持ち出しを実現し、いつでもどこでも編集や閲覧が可能に。
PCやスマートデバイスに対応 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)と株式会社ウィップス(本社:神奈川県藤沢市、社長:中村 明弘、以下 ウィップス)は、安心・安全なファイルの持ち出しを可能にする「SecureFiles+(セキュアファイルズプラス)」の提供を開始しました。
昨今、多くの企業がセキュリティー事故防止や情報漏えい対策のため、社外でのデータ利用に厳しい制限を設けています。また、クラウドコンピューティングの浸透により、シンクライアントやBYOD(注1)サービスを活用し、社外においても高いセキュリティーを維持しながらの作業が可能になってきました。しかし、ネットワーク接続ができない環境ではクラウドへのアクセスができない、サービス導入のための手間やコストがかかる、などの課題もありました。
「SecureFiles+」は、クラウド上に保存されている暗号化されたファイルを、PCやスマートフォンなどのデバイスに取り込み、オフラインでの操作が可能となるSaaS型のサービスです。既存システムを変更せずに利用することができるため、管理者の手を煩わせることなく、低コストでの導入を実現します。セキュリティーは維持しながら、より自由にいつでもどこでもファイルの閲覧や編集が可能になります。
「SecureFiles+」の主な特徴は以下のとおりです。
●既存メールシステムの変更が不要
パスワード付zip圧縮ファイルをメールに添付し本サービス向けに送信するだけで、外部持ち出しファイルを登録できます。添付ファイルをzip解凍しメール送信元のフォルダに登録するので、既存のメールシステムを変更することなく本システムと連携が可能となります。社内ブラウザーからのアップロードも可能です。
●オフラインでもファイルの閲覧や更新が可能(更新はPCのみ)
●クライアント用のアプリケーションがインストールされた端末でのみ閲覧や更新が可能
<PCの場合>
「DataClasys®クライアント(注2)」をインストールしたPCでのみファイルのダウンロード、閲覧、更新が可能です。ファイルは暗号化された上に閲覧期間指定、印刷禁止、スクリーンショット禁止、クリップボード禁止、別名保存禁止が施されます。ファイルを閲覧のみに制限することもできます。
*動作環境:Windows® Vista SP2(32/64bit)Windows 7(32/64bit)Windows 8(32/64bit)
<スマートデバイスの場合>
「SecureMAIL+ PDF Viewer(注3)」をインストールしたスマートデバイスでのみファイルをダウンロード、閲覧が可能です。Microsoft® Word/Microsoft Excel®/PowerPoint®などは自動的にPDF変換されダウンロードされます。ダウンロードされたファイルは暗号化・分断化ストレージに保存され閲覧期間指定、印刷禁止、スクリーンショット禁止、クリップボード禁止が施されます。
*動作環境:Android™ 4.0以降 iOS 6.0以降
●社外端末から本サービスにファイルをアップロードし、パスワード付zip圧縮ファイル付メールとして社内ユーザに送信することが可能
●管理者は社外端末の各種情報の把握が可能
■「SecureFiles+」のサービス概要図

■両社の役割
日本ユニシス:SaaS基盤「uSelfCloud®」(注4)の提供と「SecureFiles+」の販売
ウィップス:「SecureFiles+」の開発と提供
ウィップス:「SecureFiles+」の開発と提供
日本ユニシスとウィップスは、業種や部門を特定せず、さまざまな種類の情報に対応することができる、本サービスの利便性をさらに向上させ、今後1年間で2億円の売上を目指します。
以上
■日本ユニシス株式会社について http://www.unisys.co.jp/
1958年3月設立。日本ユニシスグループは、専門技術・ノウハウを有するグループ各社がシームレスに連携し、お客さまの事業戦略に合わせたICTサービスをさまざまな業界に提供しています。
金融、製造、流通、社会公共など幅広い分野における実績と業種横断的なノウハウを駆使し、経営革新や事業戦略などの上流提案からコンサルティング、システム設計・構築、アウトソーシング、運用・保守サービスまでの一貫したICTサービスを提供することにより、お客さまの経営課題を適切に解決していけるパートナーを目指しています。
金融、製造、流通、社会公共など幅広い分野における実績と業種横断的なノウハウを駆使し、経営革新や事業戦略などの上流提案からコンサルティング、システム設計・構築、アウトソーシング、運用・保守サービスまでの一貫したICTサービスを提供することにより、お客さまの経営課題を適切に解決していけるパートナーを目指しています。
■株式会社ウィップスについて http://www.wips.co.jp/
1993年4月設立。永年に渡り携帯キャリア向けのインターネット・サーバー(メール/ウエッブ/メールアドレス管理/DNS等)の構築に携わると共に、オープンソース・ベースのメールシステム(QIOSS)の開発・販売を行ってきました。この知識と経験を元に新しいモバイル・ソリューションの提供を目指しています。
- 注記
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- 注1:BYOD(Bring Your Own Device)
- 企業などで従業員が私物の情報端末などを持ち込んで、業務で利用することです。
- 注2:「DataClasysクライアント」(データクレシスクライアント)
- ほぼすべてのアプリケーションで暗号化ファイルを暗号化したまま利用可能にする、ファイルを暗号化・制御・管理する株式会社ネスコのDRM(デジタル著作権管理)製品です。
- 注3:「SecureMAIL+ PDF Viewer」(セキュアメールプラスピーディーエフ ビューワ)
- モバイル端末上でオフラインでもセキュアにファイルの閲覧を可能とする、株式会社ウィップスのDRM製品です。
- 注4:「uSelfCloud」(ユーセルフクラウド)
- Amazon Web Services,Inc.が提供する「アマゾンウェブサービス」に日本ユニシスが提供する「決済代行」を付加したサービスです。
- 商標、登録商標
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- uSelfCloudは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
- SecureFiles+は、株式会社ウィップスの登録商標です。
- DataClasysは、株式会社ネスコの登録商標です。
- Microsoft、Windows、Microsoft Excel、PowerPointは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
- Androidは、Google Inc.の商標です。
- iOSは、米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
- アマゾン ウェブ サービス、Amazon Web Services(AWS)、AmazonおよびAmazon Web Servicesは、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
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