2014年7月31日
ユニアデックス、IzumoBASE
ソフトウエアストレージ「IzumoFS®」の保守サービスにおいて協業開始
ユニアデックス株式会社(社長:入部 泰、本社:東京都江東区、以下 ユニアデックス)とIzumoBASE株式会社(社長:荒川 淳平、本社:東京都文京区、以下 IzumoBASE)は、Software-Defined Storage(以下 SDS(注1))「IzumoFS」の保守サービスにおいて協業を開始し、24時間365日の保守サービスを8月1日から提供します。
昨今、ストレージ分野はさまざまな技術革新があります。特にクラウドサービスの普及やデータの大容量化、サーバー仮想化などによるITインフラ環境の変化に伴い、よりストレージの拡張性・管理性が求められていくことを背景に、それらを高い費用対効果で実現することが可能なSDSが普及していくものと見込まれています。
ユニアデックスは、このようなストレージ分野の変化に対応するため、ストレージシステムの新たな選択肢として「IzumoFS」の保守サービスを開始します。今後、ますます成長が予測されるストレージ市場で、お客さまが最適なストレージシステムを採用しやすい環境を整備していきます。
IzumoBASEは、この度の協業により、運用・保守サービスの国内市場で数多くの実績を持つユニアデックスによって、「IzumoFS」の24時間365日の保守サービスが全国各地で提供されることになります。これにより、同製品に対するさらなる信頼性向上と、販売地域の拡大に弾みがつくことを期待しています。さらに、ユニアデックスが提供するクラウドサービス事業などで培われた知見やお客さまニーズを、今後の製品開発に生かしていきたいと考えます。
以 上
- 注記
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- 注1:Software-Defined Storage( SDS )
従来は専用のストレージハードウエアで実現していた高い可用性や、スケーラビリティーなどをストレージ仮想化技術により、ソフトウエアとして実現したストレージです。ソフトウエア化することにより、システムごとの異なる要件に合わせてハードウエアを柔軟に変えることができ、その上で同一レベルの機能性を持った費用対効果の高いストレージを提供することが可能となります。なお、最近では「ソフトウエア型ストレージ」はSoftware-based Storageと表現されることもあります。
- 注2:インライン重複排除
インライン重複排除はデータ書き込み時、リアルタイムにデータ中の重複しているブロックを削除する処理です。データ書き込み後にバッチ処理により重複排除を行うポストプロセス型に比べ、一時的にも重複データ分の容量を必要としません。
- 注3:シンプロビジョニング
ストレージ容量を仮想化することで、実際の物理容量に依存しない仮想的な容量を設定することを可能にする技術です。物理的なストレージの増強と仮想的なストレージの容量設定を切り離すことで、効率的なリソースの調達・提供が可能です。
- 注4:マルチプロトコル対応
「IzumoFS」では用途の異なる複数のストレージプロトコル(iSCSI/CIFS/NFS)をサポートしています。各プロトコルのデータ領域は単一のストレージプール内に作成されるため、効率的なリソース運用が可能です。
- 商標、登録商標
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- IzumoFSは、IzumoBASE株式会社の登録商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
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