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Foresight in sight

旧日本ユニシスのニュースリリース

2013年11月11日

日本ユニシス
流通業向けタブレットソリューション「CoreCenter® Tablet」検証開始 〜 流通業の基幹業務と現場業務の融合(イノベーション)を可能に。
第一弾として、店舗向け業務支援サービスを提供 〜

日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、流通業向けタブレットソリューション「CoreCenter Tablet」の検証を開始しました。

このタブレットソリューション「CoreCenter Tablet」は、小売業の現場業務の改革を支援するものです。単にタブレットで業務を行うのではなく、業務を効率化、進化させていく過程の中で、タブレットを有効活用しようというソリューションです。

昨今企業では、デスクトップやノートPCにかわるデバイスとして、タブレットを中心としたスマートデバイスの利用が増えつつあります。しかし、業務で利用している企業の満足度は、業務の見直しを伴わずに導入することが多いため、個人での利用に比べて低いと言われています。また流通業界においては、店舗での接客に利用することが多く、カタログの参照などを中心に活用されています。またスマートデバイスのOSとしては、Windows® 8.1も.登場し、iOS、Android®と選択の幅も広がっています。

このようなニーズに対応するため、日本ユニシスが長年培ってきた小売業のお客さま向けシステム開発での経験をもとに、お客さまが自席で行ってきた業務を変革しつつ、より現場作業で実現できるようなタブレットソリューション「CoreCenter Tablet」の検証を開始しています。
2012年2月から提供している、小売業向け流通次世代ソリューション「CoreCenter for Retail」の業務機能をタブレットでも利用できるよう、さらに基幹業務と現場業務の融合(イノベーション)を実現し、基幹業務と現場業務の垣根をなくし、本部でも店舗でもタブレットがあれば全ての業務に対応できる仕組みに変えていくことを目指し、お客さまの利便性の向上を図っていきます。

CoreCenterシリーズの開発にあたって日本マイクロソフト株式会社から長年の支援を受けています。このタブレットソリューションのタブレット独自機能の評価や検証など、共同プロジェクトを発足させ対応しています。タブレットのOSに関しては、Windows 8の単体における有用性、例えば既存の各種文書情報の活用性、セキュリティに関する堅牢性、さらには流通次世代基盤CoreCenterとの親和性の観点を重視しています。

第一弾のサービスとして、以下のWindowsストアアプリ(注1)と情報系機能を用意しています。 

  1. 情報共有ダッシュボード
    各店舗の棚割りなどの成功事例や共有情報をドキュメントとして登録し、他店舗との共有を実現します。
    全店舗での情報共有や特定の店舗間での情報共有などを選択するなど、お客さまの状況に応じたきめ細かな設定を実現しています。
  2. 店舗業務ToDo管理
    店舗で行われる一日の作業のToDo管理機能を提供しています。定常作業と可変作業をサポートし、改廃や特売などの可変作業に関しては、基幹業務システムとの連動が可能です。
  3. 情報系画面の提供
    CoreCenterの plusシリーズである情報分析機能を利用している場合、売上げ速報などの各種画面をタブレットから操作することが可能です。

なおこれらの機能は、Windows 8以降のOSを搭載したタブレットで稼働するものです。タブレットOSに関しては、今後拡大を予定しています。

日本ユニシスは、2011年に策定した中期経営計画(2012→2014)の重点戦略において「ソリューションサービスの強化」などにより、「ICTの最適化を実現できるNo.1パートナーとなる」ことを目指しています。流通分野においては、得意分野である小売業や通販業などのソリューションを、短期導入を実現する導入型ソリューション(注2)にシフトし、流通次世代ソリューションCoreCenter」による共通基盤の強化を進めています。小売業向けソリューション「CoreCenter for Retail」は、すでに8社で採用され、4社で本番稼働しています。また通販業向けソリューション「CoreCenter for DM」については、今後提供の予定です。

今後日本ユニシスは、CoreCenterの他業務をタブレットへシフトとすると同時にCoreCenterの更なる進化を図っていきます。

タブレットソリューション「CoreCenter Tablet」初期提供機能

タブレットソリューション「CoreCenter Tablet」 初期提供機能

情報共有ダッシュボードの画面イメージ

情報共有ダッシュボードの画面イメージ

以上

【エンドースメント】今回の発表に当たり、以下のコメントをいただいています。

日本ユニシス様のタブレットソリューション「CoreCenter Tablet」の発表を心より歓迎いたします。このソリューションは流通業の店舗業務に変革を起こし、お客様の満足度向上や店舗スタッフの業務プロセスや効率を大きく改善するものとなります。ビジネスにおけるこうした変革は、今後もさまざまな形で実現され、それを起こすテクノロジーの中心にWindows 8.1に代表される弊社のプラットフォームテクノロジーが使われています。今後も弊社の最新技術を提供しながら、日本ユニシス様とさらに緊密に連携して、お客様の業務ソリューションの変革に貢献して参ります。

日本マイクロソフト株式会社
執行役 デベロッパー & プラットフォーム統括本部 統括本部長
伊藤 かつら氏

セミナーのご案内

以下のイベント・セミナーでタブレットソリューション「CoreCenter Tablet」を紹介します。

  • イベント名:The Microsoft Conference
  • 開催日時:2013年11月21日〜22日
  • 開催場所:グランドプリンスホテル新高輪
  • お申込み:http://www.microsoft.com/ja-jp/events/msc/2013/
     
  • イベント名:日本マイクロソフト& 日本ユニシス共同セミナー
  • 開催日時:2014年1月中旬
  • 開催場所:日本マイクロソフト 品川本社
  • お申込み:お申込み開始後、ホームページ上に公開予定。
注記
注1:Windowsストアアプリ

Windows 8以降のデバイス上で動作する新しい種類のアプリケーションです。

注2:導入型ソリューション

お客さまのビジネスの変化に俊敏に対応するため、コンポーネント指向/サービス指向アーキテクチャ(SOA)を採用し、パラメータ設定によってカスタマイズの手間を最小限にすることで導入・改造スピードを高めるソリューションです。
日本ユニシスでは、アプリケーションテンプレートをベースとしたカスタマイズを前提とする「テンプレート型」に対して、「導入型」と呼んでいます。

商標、登録商標
  • CoreCenterは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
  • Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • Windowsの正式名称は、Microsoft Windows Operating Systemです。
  • iOSは、米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
  • Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
  • その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
関連資料
関連リンク

※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。