2012年10月16日
日本ユニシス
観光地での電気自動車(EV)向け充電サービス事業に
充電インフラシステムサービス「smart oasis®」を提供
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、観光地でEVを利用する旅行者向け充電サービス事業に、充電インフラシステムサービス「smart oasis (スマートオアシス)(注1)」を本日から提供開始します。
日本ユニシスは、2011年12月1日からEV観光の本格的な普及に向けて、JTB法人東京とEV旅行者向けの充電インフラの整備、充電サービスの提供、EV観光の情報提供などの分野で協業しています。このたび、本充電サービス事業を本格展開するため、EV旅行者が観光地などの目的地で充電サービスを利用できる「おでかけCard(注2)」を発行し、日本ユニシスの「smart oasis」にて充電サービスの利用者認証、課金・決済や充電スタンド情報の配信を行います。
観光地でのEV向け充電サービス事業は、下記のとおりです。
- 旅行・宿泊プランや交通サービスと連携したサービスの提供 全国の観光地では、環境に優しいEVを観光振興や低炭素な地域交通による観光の実現に活用しようとする取り組みが始まっています。本充電サービス事業は、JTBグループが企画する観光地でのEV利用をセットにした宿泊プランやEVレンタカー、EVカーシェアリングなどの交通サービスとの連携によって、EVの活用による、クリーンでエコな新しい旅のスタイルの普及を目指し行うものです。本事業のはじめとして、栃木県の那須*では本年9月21日から、EVの無料レンタルサービス付きの宿泊プランと宿泊施設での充電サービスを提供しています。
*JTB法人東京と那須温泉旅館組合等によるEV(電気自動車)モビリティ観光活性化事業。
- EV旅行者向けの充電インフラネットワークの利便性を向上 本カードで利用可能な充電施設は、レジャー施設や宿泊施設などの目的地での充電サービスのほか、EV旅行者が移動途中で利用する充電サービス(経路充電サービス)になります。 本充電サービス事業では、経路での充電サービスを提供する事業者との連携を進めるとともに、静岡県伊豆エリア、栃木県那須エリアをはじめとして、観光・宿泊施設への充電スタンド整備を進め、EV旅行者向けの充電インフラネットワークを構築しています。
今後、EV旅行者は本カードを利用して、観光地での食事や観光の合間に充電をすることが可能となります。また、観光地は、充電を目的としたEV旅行者の誘客や、充電による時間消費を観光消費に結びつけることが可能となります。※観光・宿泊施設に設置された充電器の利用には、充電サービス料がかかるものがあります。※本カードにはカード会費(月額:735円)がかかります。(課金・決済は、別途クレジットカードを通して行われます)
- 観光地などで利用可能な共通ポイントの付与 本カードに付帯するポイント付与機能には、地域の観光・宿泊施設が多く加盟するサイモンズ社の共通ポイントを採用しています。充電サービスの利用によって貯められたポイントは、サイモンズポイントに加盟する約1,200の実店舗と約1,500のサイトで利用できます。
以上
■ 「おでかけCard」webサイト
注記
- 注1:smart oasis(スマートオアシス)
- 「smart oasis」は、電気自動車(EV)やプラグイン ハイブリッド車(PHV)の充電インフラを利用するための利用者認証機能や課金機能および充電装置の位置情報・空き情報を提供するシステムサービスです。
- 注2:おでかけCard
- 本カード自体には、課金・決済機能は付与されておりません。課金・決済は、別途クレジットカードにて行われます。
- 商標、登録商標
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- smart oasisは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連資料
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- 「おでかけCard」webサイト
(pdf資料、583.2KB)
- 「おでかけCard」webサイト
- 関連リンク
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