2012年4月11日
日本ユニシス
福井県小浜市に構築した「次世代データセンター」が稼働開始〜 最適化したクラウドコンピューティング環境と企業のBCPの拠点・ハウジングサービスの提供 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、福井県小浜市に郊外型のデータセンターとして構築した「日本ユニシス小浜データセンター」を、本日から稼働開始します。本データセンターは、最適化したクラウドコンピューティング環境と、企業のBCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)の拠点、およびハウジングサービスとして活用できる最新技術を駆使したデータセンターです。
日本ユニシスは、インターネットを介してお客さまに最適な形態で組み合わせて提供する、クラウドコンピューティングサービス「U-Cloud®(注)」により、お客さまが要望するリソースや機能を柔軟に組み合わせた構成を短時間に構築することが可能です。さらに企業のBCPの拠点や、ハウジングサービスとして、お客さまのシステムを預かり、運用サービスやサポートサービスを充実させることによって、24時間365日にわたる高品質なサービスを提供しています。
本データセンターは、福井県(県知事:西川 一誠 氏)および福井県小浜市(市長:松崎 晃治 氏)による行政の産業振興施策などの支援を受け、小浜市に構築しました。
日本ユニシスは、関西電力株式会社(社長:八木 誠 氏)のグループ会社である、株式会社関電エネルギーソリューション(社長:田中 宏毅 氏)からユーティリティサービスとして提供を受け、データセンターを構築しました。このユーティリティサービスの内容は、受変電設備、空調設備などを関電エネルギーソリューションが建設・所有し、施設の維持運営管理を行います。
今後も日本ユニシスは、本データセンターを、関東、関西の都市型データセンターに次ぐ拠点として位置づけ、その優位性を発揮し、お客さまのニーズに対応するデータセンターサービスを積極的に展開していきます。
企業を取り巻く経営環境の変化は日増しに速くなり、それらに対して適切に対応し続けることは企業の存続と成長に必要不可欠です。日本ユニシスは本データセンターとU-Cloudサービスの提供や、BCPサービスの強化、ハウジングサービスの提供、運用コストの削減、IT基盤の中長期的な安定化を実現していきます。
以上
■ 日本ユニシス 小浜データセンターの概要
- 1.場所:福井県小浜市
- 2.敷地面積:約18,800m²
- 3.サーバー棟:鉄骨造 延床約1,600m²・平屋建(1棟)、最大5棟まで増築可能
床荷重1.5t/m² 免震床構造 - 4.受電形式:本線予備線異経路受電
- 5.電源設備:非常用発電機(n+1構成 連続無給油稼働96時間)
UPS(n+1構成 サーバー電源・空調電源含む) - 6.防災設備:窒素ガス系消火設備、超高感度火災予兆検知システム
- 7.供給電力:標準で2kva/m²が対応可能
- 8.セキュリティ:ICカード、生体認証、監視カメラ、敷地外周壁コンビネーションセンサー
■ 小浜データセンター 外観

注記
- 注:U-Cloud(ユークラウド)
- インターネットを介してお客さまに最適な形態で組み合わせて提供する、クラウドコンピューティングサービスです。
- 商標、登録商標
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- U-Cloudは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
- データセンター関連画像
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- 小浜センター外観イメージ(jpeg画像、279.38KB)
- 小浜センター外観全景 1(jpeg画像、1762.69KB)
- 小浜センター外観全景 2(jpeg画像、1635.58KB)
- 小浜センターサーバー棟外観(jpeg画像、1025.35KB)
- サーバー室(jpeg画像、932.96KB)
- サーバーラック(jpeg画像、654.47KB)
- 受電盤(jpeg画像、914KB)
- フリークーリング冷却塔(jpeg画像、966.2KB)
- 集中監視室(jpeg画像、1355.2KB)
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