2012年3月30日
日本ユニシス
関西広域エリアの「電気自動車(EV)向け充電インフラマップ」を提供開始〜 2府8県に設置されている充電スタンド情報を、一つのWebサイトから閲覧可能に 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、関西広域連合(注1)を構成する2府5県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県)および福井県、三重県、奈良県に設置された、電気自動車(EV)・プラグイン ハイブリッド車(PHV)向け充電スタンド情報を、関西広域連合の委託により、「関西広域充電インフラマップ」として本日から提供開始します。
「関西広域充電インフラマップ」は、日本ユニシスのシステムに接続された「おおさか充電インフラネットワーク(注2)」を構成する充電スタンド情報だけでなく、関西広域エリア(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、徳島県、福井県、三重県、奈良県)に設置された充電スタンド情報(※)を日本ユニシスのEV・PHV向け充電インフラシステムサービス「smart oasis®(注3)」で一元的に管理し、Webサイトなどで情報提供をします。
一部府県の情報は、来年度から、順次追加され整備される予定です。
EV・PHV利用者は、これまでそれぞれの自治体が提供してきた充電スタンド情報(位置情報と利用条件、一部空き情報など)を、日本ユニシスの「smart oasis Webサイト」からワンストップで確認することができます。
「関西広域充電インフラマップ」から提供される充電スタンド情報は、エリア内の充電スタンドを所有する自治体や管理者自らが、「smart oasis Webサイト」上で登録や更新が実施でき、充電サービスの提供時間や利用条件など、情報の鮮度と信頼性の確保を実現しています。
また、日本ユニシスが一元的に管理する充電スタンド情報は、「smart oasis」の他社システム連携機能を用いて、カーナビやスマートフォンを活用した情報サービスを提供する事業者や観光情報サービスを提供する事業者のシステムと連携が可能なため、EV・PHV利用者に向けて、充電スタンド情報を活用したサービス展開も可能になります。
今後も、日本ユニシスでは、「smart oasis」の充電スタンド「情報提供サービス機能」、「システム連携機能」の充実を図るとともに関西広域から全国への展開を推進し、EV・PHV利用者へ利便性の高い情報サービスの提供に取り組んでいきます。
以上
■「関西広域充電インフラマップ」概念図
■「関西広域充電インフラマップ」画面例
注記
- 注1:関西広域連合
- 平成22年12月1日設立。複数府県により設立される広域連合として、府県域を越える広域課題に取り組むことはもとより、地方分権の突破口を開き、わが国を多極分散型の構造に転換することをめざし、志を同じくする関西の2府5県が結集し設立された全国初の広域連合です。
- 注2:おおさか充電インフラネットワーク
- EVドライバーが安心して走行できるよう、ITを活用して、メーカーや機能の異なる充電器の充電サービスの管理や情報提供を共通化することで、携帯電話を用いた充電サービスの予約・認証を可能とするシステムです。2009年に大阪府内に設置された通信機能を有する充電器によって形成され、現在、兵庫県内、和歌山県内、京都府内などの関西広域に拡大されています。
- 注3:smart oasis(スマートオアシス)
- 日本ユニシスの「smart oasis」は、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の充電インフラを利用するための、利用者認証機能や課金機能および充電装置の位置情報・空き情報を提供するシステムサービスです。
- 商標、登録商標
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- smart oasisは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連資料
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- 「関西広域充電インフラマップ」概念図/画面例
(pdf資料、891.81KB)
- 「関西広域充電インフラマップ」概念図/画面例
- 関連リンク
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