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ニュースリリース

2012年3月2日

日本ユニシス
トーホーストアの新基幹システムを構築
〜小売業向け次世代流通ソリューション「CoreCenter® for Retail」を適用、低コスト・短期間での導入を実現〜

日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、株式会社トーホーストア(本社:神戸市東灘区、社長:上野 裕一 氏、以下 トーホーストア)の新基幹システムを構築し、2012年2月に稼働を開始しました。

トーホーストアは、「健康で安心な地域の冷蔵庫」をコンセプトに、兵庫県神戸市を中心に地域密着型店舗を42店出店し、地域のお客さまに便利な食品スーパーを運営しています。新システムの稼働により作業の効率化が行われ、お客さまへのさらなるサービス向上を目指しています。

トーホーストアで稼働した新基幹システムは、日本ユニシスが開発した流通次世代基盤「CoreCenter BASE」、小売業向け次世代流通ソリューション「CoreCenter for Retail」を適用したものです。

日本ユニシスは、小売、通販、食品物流、アパレルの流通4つの業種に対応した「CoreCenter BASE」と、その基盤上で稼働する小売業向けのチェーンストア事業に必要なさまざまな業務機能を提供する「CoreCenter for Retail」を開発しました。今回のトーホーストアでの稼働は、第一号のユーザー事例になります。

「CoreCenter for Retail」は、SOA(注1)を採用し、コンポーネント構造のシステムになっているため、業務コンポーネント単位での導入が可能です。また、Microsoft® Silverlight®(注2)を採用し、全てWebシステムで構築されています。

「CoreCenter BASE」は、ワークフローやポータルメニューなど、お客さまの要望に柔軟に対応が可能なツールを提供しています。また、システム運用においては、従来のバッチ処理をリアルタイムで処理し、自動で運用管理されます。

トーホーストアで稼働した新基幹システムは、日本ユニシスが小売業において長年培った経験やノウハウを活かした機能、マスタ管理、特売・企画管理、本部・店舗の発注管理(自動発注含む)、仕入、買掛・支払管理、売上管理・店舗会計入力、予算管理、棚割管理、在庫棚卸、情報系(オプション)を備え、発注から買掛支払までデータが連動するシステムとなっています。これにより、柔軟な個店対応や内部統制にも対応したチェーンストア事業を支える基幹業務機能が提供されます。

日本ユニシスは、他の食品スーパー数社に対し「CoreCenter for Retail」の適用構築作業を開始しており、今後「CoreCenter BASE」、「CoreCenter for Retail」のさらなる拡販を目指します。

また日本ユニシスは、アドオンを前提とした従来のテンプレート型ソリューションから、「CoreCenter BASE」や「CoreCenter for Retail」をはじめとする、パラメータ設定による適合導入型ソリューションへのシフトを進めています。これにより、お客さまは、短期間でのシステム導入が可能になり、ビジネスの急激な変化に対応することができます。また、開発期間が短くなるため低コストでの導入を実現します。

以上

注記

注1:SOA(Service-Oriented Architecture)
サービス指向アーキテクチャ。ビジネスレベルの「サービス」を組み合わせてアプリケーションの連携や統合を行うシステム構築の考え方です。
注2:Microsoft Silverlight
Web上で動画やアニメーションを用いたリッチなメディア体験、 機能・操作性に優れたWebアプリケーションを開発・配信する、最も包括的なアプリケーション開発フレームワークです。
商標、登録商標
  • CoreCenterは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
  • Microsoft、Silverlightは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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