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ニュースリリース

2012年2月13日

日本ユニシス
物流アウトソーサーとの協業を強化し、物流サービスビジネスを拡充
〜日本ユニシスの「PSIシミュレーション」をベースとした在庫管理ソリューションを、NTTロジスコがSaaS型で提供開始〜

株式会社エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(本社:東京都千代田区、社長:中川 雅行 氏、以下 NTTロジスコ)は、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)の「PSIシミュレーション for MiningPro21®(以下 PSIシミュレーション)」をベースとした在庫管理ソリューション(在庫管理・在庫診断サービス)を、「在楽@SaaS(ざいらくあっとさーす)」として、SaaS(注1)型での提供を本日から開始します。

日本ユニシスは、物流アウトソーサー(物流関連事業を展開するアウトソーシング企業)との協業により、物流サービスビジネスの拡充を図っています。その第一弾として、NTTロジスコは、2010年6月23日から、日本ユニシスのPSIシミュレーションをベースとした在庫管理ソリューションを提供しています。

PSIシミュレーションとは、物流倉庫を基点としたモノの流れ(P:Production 生産、S:Sales 販売/出荷、I:Inventory 在庫)を捉えることを目的としたソリューションです。出荷実績情報をPSIシミュレーションに取り込むと、倉庫別SKU(注2)別の需要量を予測し、現在庫量を加味した適性在庫計画(補充計画)を作成します。さらに推奨発注数も算出できます。シミュレーションエンジンには、130社以上の導入実績を持つ日本ユニシスの需要予測エンジンMiningPro21を採用し、さまざまなパターンの予測モデルをあらかじめ準備しています。

今回、協業の第二弾としてNTTロジスコは、これまでASP型(シングルテナント)で提供してきた本ソリューションをSaaS化(マルチテナント対応)し、「在楽@SaaS」として顧客に提供していきます。「在楽@SaaS」の特徴は、「自動化ツール」や「運用操作マニュアル」を充実したことにより、顧客によるシステム運用を可能とし、ランニングコストを抑制します。また、SaaS型のため、アプリケーションやハードウェアを複数のユーザーで共有できることから、顧客のシステム投資が削減され、システム負荷の増減に柔軟に対応できます。

日本ユニシスは、「止めない物流・サプライチェーン」をテーマに、LT(Logistics Technology)とICTの融合により、物流業務とICTを組み合わせ、最適化を実現するため、豊富な経験と実績を持つ現場力に加えスピード力を強化し、お客さまとともに環境と経営にやさしいサプライチェーン・ロジスティクスを構築していきます。

日本ユニシスは、ICTを梃子にお客さまに付加価値を提供できるパートナーを目指し、今後も物流アウトソーサーと積極的な協業を展開し、荷主誘致や荷主の売上向上に貢献できる物流サービスビジネスのさらなる拡充を図ります。

以上


■ 日本ユニシスの「サプライチェーン・物流サービスビジネス」体系図

日本ユニシスの「サプライチェーン・物流サービスビジネス」体系図

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注記

注1:SaaS(Software as a Service)
必要な機能を、必要な時に、必要な分だけ、インターネットを介して利用できるソフトウェアのことです。
注2:SKU(Stock Keeping Unit)
商品の在庫を管理する際に用いられる、商品識別の最小単位のことです。

セミナーのご案内

  • テーマ: 「庫内物流の品質向上戦略と情報システム」
  • 開催日時: 2012年2月24日(金)14:00〜17:00
  • 開催場所: 日本ユニシス株式会社 本社6F セミナールームA
  • 参加費: 無料(事前登録制)
  • 対象: 消費財メーカーおよび関連物流企業の物流関係、情報システム関係の方
  • お申し込みはこちら新規ウィンドウ
商標、登録商標
  • MiningPro21は、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
  • その他、記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
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