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Foresight in sight

ニュースリリース

2011年12月8日

日本ユニシス
業界初、時系列トレンド分析機能を備えた、ソーシャルメディア対応の
テキスト分析ツール「TopicExplorer®(トピックエクスプローラー)」を販売開始

日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:黒川 茂、以下 日本ユニシス)は、ソーシャルメディア上のテキスト情報を、誰もが簡単に分析できるツール「TopicExplorer」を本日から販売開始します。

「TopicExplorer」は、企業へのソーシャルメディア上のクチコミ情報やコールセンターに寄せられるお客さまの声などから、顧客や市場を深く知るためのさまざまな分析機能を提供します。例えば、新しい商品を企画するときに、膨大な市場の声からスピーディーにトレンドやターゲットとする顧客層の嗜好をつかむことができます。また、広告宣伝やキャンペーンの効果を把握したいときに、市場の声からリアルタイムで反響をつかむこともできます。さらにアフターサービス業務では、商品の欠陥に関わるワードの急増傾向を早期に発見し、いち早く対策を打つことによって、重大な事故やクレームを未然に防ぐこともできます。

近年、スマートフォンの普及とあいまって、TwitterやFacebookなどソーシャルメディアを利用する消費者が増えています。企業においても、これらソーシャルメディア上でさまざまな販促活動を行う企業や、一般消費者とのコミュニケーションの場として利用する企業が出はじめていて、ネット上のクチコミ情報を、顧客戦略や商品戦略に活用するといったニーズは、今後ますます大きくなると予想されます。

しかし、市場には、これらのクチコミ分析を支援する簡易なASPサービスやテキスト分析に特化したツールは存在していますが、企業のビジネスサイクルの中で、継続的にソーシャルメディア上の情報を監視・分析をするための本格的なツールは、数少ないというのが現状です。

このような状況の中、日本ユニシスは、顧客分析、商品分析、品質管理を中心としたテキストマイニングの豊富なシステム構築の実績をもとに、業界初となる「時系列トレンド分析機能」や「単語マップ分析(話題の可視化)機能」など、ソーシャルメディアの分析に対応した「TopicExplorer」を開発しました。

「TopicExplorer」の価格は、1ライセンス100万円(税別)です。今後3年間で250ライセンスの受注を目指します。

日本ユニシスは、順次、「TopicExplorer」の機能強化を予定しています。「TopicExplorer」をはじめとした、先進のCRMソリューションを提供していきます。

「TopicExplorer」の特徴と主な機能・概要図は、以下のとおりです。

■ 特徴

  1. さまざまなテキスト(文章)情報を、お手軽に分析 ソーシャルメディア上のクチコミ情報をはじめ、コールセンターに寄せられるお客さまの声やアンケートの自由記述欄など、さまざまなテキスト情報を分析対象とすることができます。また、分類付けなど事前のデータ加工をすることなく、簡単な操作で分析をすることが可能です。
  2. 大量のテキスト情報を、可視化して気付きを支援 大量のテキスト情報から、単語(キーワード)や係り受けを自動的に抽出し、ランキングやマップ形式でビジュアルに表示することで発見的、探索的な分析を可能とします。
  3. 時系列の変化を自動検出 単語の出現傾向の変化を、時系列で把握することができます。急に増えた単語や持続的に増加している単語など、時系列でのさまざまな変化を捉えることができます。

■ 主な機能

  1. 単語/係り受け分析機能 対象データから頻出するワードとその関連ワードを取り出し、ランキング表示。
    ⇒ 話題になっている商品名や商品特性の概要を把握できる。
  2. 時系列トレンド分析機能(特許出願中) 指定したワードの出現頻度を時系列グラフに表示し、話題の推移を表示。
    ⇒ キャンペーン前後の反響や苦情・事故の影響を分析できる。

    指定したワードの出現頻度が大きく変化した時期を抽出し表示。
    ⇒ 話題の変化を把握でき、製品欠陥の早期発見や世の中のトレンド変化が把握できる。
  3. 単語マップ分析(話題の可視化)機能 指定したワードとその関連ワードをマップに表示。任意のワードを選択すると、そのワードの関連ワードを展開し表示。
    ⇒ 評判の全体像を直感的に把握できる。また、関心のある話題・評判を掘り下げて確認することができる。
  4. センチメント(ポジ・ネガ)分析機能 指定したワードおよび関連ワードが、肯定的なニュアンスを持つか否定的なニュアンスを持つかを表示。
    ⇒ 評判の良し悪しを把握するとともに、悪い評判から販売不振の原因を分析できる。
  5. 属性分析(集計)機能 顧客の性別や商品ジャンルなど、さまざまな属性別にデータの件数・割合を集計。
    ⇒ ある話題に対しての顧客属性別・商品属性別の反響を比較できる。
  6. 辞書機能 標準辞書のほか、ユーザ辞書、同義語辞書、センチメント(ポジ・ネガ)辞書など、さまざまな辞書が利用できる。
    ⇒ 分析の精度を高めることができる。

■ 「TopicExplorer」概要図

TopicExplorerの概要図

※画像をクリックすると拡大表示(pdf資料、72.58KB)されます新規ウィンドウ

以上

商標、登録商標
  • TopicExplorerは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
  • その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
関連資料
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