日本ユニシス株式会社（本社：東京都江東区、社長：黒川 茂、以下 日本ユニシス）は、製薬業向けに、SFAシステム、実消化システム^（注1）、DWHシステムなどのMR（医薬情報担当者）活動に関わる一連の営業支援系システムをクラウド型サービスで提供します。

本サービスは、第一号ユーザーとして日本化薬株式会社（本社：東京都千代田区、社長：萬代 晃氏）が、7月1日から利用を開始します。

近年、製薬業界において、R&D投資では期待以上の効果を得ることが難しく、製品をいかに販売するかが重要な位置づけとなってきています。このような競争の激化に対応するため、より細かいマーケティグの実施とディテーリング^（注2）活動のPDCAサイクルを回していくことが求められております。

今回提供する実消化システム、DWHシステムにおいては、導入実績が豊富な日本ユニシスの製薬業向け統合セールス＆マーケティングソリューション「OpenPrism®^（注3）（オープンプリズム）」、データウェアハウス構築ツール「MartSolution®^（注4）（マートソリューション）」を適用し、U-Cloud® IaaS（ICTホスティングサービス）^（注5）上で稼働させます。これにより、MR活動に関わるすべてのシステムをクラウド型サービスで提供することに成功しています。

また、日本ユニシスは、アイ・エム・エス・ジャパン株式会社（本社：東京都港区、社長：湊 方彦氏、以下 IMSジャパン）と協業し、セールスフォース・ドットコム製薬業向けSFAシステムを国内で初めて適用します。これにより、MRに配布されるiPhoneからSFAシステムへのアクセスが可能になり、より先進性の高いハイレベルなMR活動を実現します。

本システムの特徴は、次のとおりです。

1. クラウド型サービスでの提供月額利用型での提供により、お客さまのビジネスの急激な成長に柔軟で迅速な対応が可能です。
   また、システムの運用や保守にかかる手間とコストが削減できます。
2. セールスフォース・ドットコムのSalesforceをSFAに適用医薬品業界での豊富な実績とノウハウを持つIMSジャパンとの協業により、SFAにSalesforceを適用しています。
3. iPhoneをSFA端末として採用MRに配布されたiPhoneを利用し、外出先からでもSFAシステムの利用が可能になります。
4. MR活動に関するシステムの一元化を実現営業支援系システム（実消化、DWH、SFA）のデータはシームレスな連携をクラウド型サービスで実現しています。MR活動をポータルサイトで一元管理することにより、効率的なディテーリング活動を支援します。

日本ユニシスは、製薬業向け営業支援システムで、今後3年間で20億円の売上を目指します。

■製薬業向け営業支援系システム　全体図

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以上

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