JP/EN

 

Foresight in sight

ニュースリリース

2011年5月23日

日本ユニシス
日本図書館協会と協働で、
「電子書籍を活用した東日本大震災復興支援サイト」を開設 〜被災地域の図書館職員や住民へ支援情報や電子書籍を提供〜

日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、社団法人日本図書館協会(注1)(所在地:東京都中央区、理事長:塩見 昇氏)と協働で、東日本大震災の被災地域に向けて「電子書籍を活用した東日本大震災復興支援サイト」を5月23日から開設します。

東北地方では、図書館施設の被災に伴い、多くが休館あるいは部分的な開館状態にあり、被災地の教育やレクレーションなどの機会が著しく損なわれている状況です。本サイトは、被災地域の図書館職員や住民へ、3D図鑑や音声付の教材など子どもの読書や教育に役立つ電子書籍や、災害時の対応マニュアルなど実務に役立つ情報を提供することで、復興へ向けての情報収集や心のケアに活用いただくことを目指しています。

本サイトを通じて電子書籍などのデジタルコンテンツをインターネット経由で配信することで、幅広い情報を即時的かつ網羅的に被災地域に届けることができます。また、本サイトで提供されるデジタルコンテンツは、暗号化処理やPC上にデータを残さない仕組みなどのDRM(注2)機能で保護されており、著作権管理が必要な電子書籍にも対応しています。

日本ユニシスは、本サイトの開設にあたり、日本ユニシスのクラウド型電子図書館サービス「LIBEaid/ライブエイド® (注3)を利用して、サイト開設の立ち上げを無償で支援(注4)していきます。また、コンテンツの提供については、電子図書館への電子書籍の導入実績が豊富なiNEO(アイネオ) 株式会社から提供協力を受けています。

今後は、幅広いコンテンツを順次拡大させることで、より効果的な支援を行なうことを目指しており、本サイトにコンテンツ提供の協力をいただける出版社を募集しています。

■「東日本大震災復興支援サイト」https://www.libeaid.jp/jla/

「東日本大震災復興支援サイト」画像

■電子書籍を活用した東日本大震災復興支援活動イメージ

「電子書籍を活用した東日本大震災復興支援活動」イメージ画像

※画像をクリックすると拡大表示(pdf資料、139.39KB)されます新規ウィンドウ

以上

注記

注1:社団法人日本図書館協会
図書館事業を通じ、わが国文化の進展に寄与することを目的とする、文部科学省所管の特例社団法人です。
注2:DRM(Digital Rights Management)
デジタルデータの著作権保護(暗号化)機能(改ざん・コピー防止等)のことです。
注3:クラウド型電子図書館サービス「LIBEaid/ライブエイド」
著作権保護を行いながら、電子書籍等のデジタルコンテンツをインターネット上で貸出できる電子図書館サービスです。「 LIBEaid/ライブエイド 」なら、地域資料の電子化やインターネット上での資料の検索・閲覧が可能です。また、「LIBEaid/ライブエイド」は、24時間いつでもどこでも利用可能なインターネット上の図書館サービスのため、行政機関から学校、企業まで幅広く地域社会の活性化を支援します。
注4:自治体向けクラウドサービスの無償提供
東日本大震災後、被災された地域の自治体に向けて、日本ユニシスの自治体向けクラウドサービスを無償で利用いただける「特別プログラム」を提供しています。すでに提供開始している「クラウド型危機管理情報共有サービス」と「クラウド型住民情報サービス」に加え、「クラウド型電子図書館サービス」を無償提供しています。
商標、登録商標
  • LIBEaid/ライブエイドは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
  • その他記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
関連資料
関連リンク

※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。