2011年4月11日
日本ユニシス
クラウドサービスのカーボンフットプリント値の大幅削減実現
〜 エネルギー抑制が急務の情勢下、「U-Cloud IaaS」のエネルギー効率向上を実現 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、クラウドサービスの一つである「U-Cloud IaaS(注)」において、カーボンフットプリント(Carbon Footprint of Products、以下 CFP)値を、契約単位当たり4.53tより3.42tに削減、前年比25%のエネルギー効率向上を実現し、CFP制度試行事業においてCFPマークの使用許諾を再取得しました。
CFPとは、商品・サービスの原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル全体において、温室効果ガスの排出量をCO2量に換算して、各商品・サービスの単位で分かりやすく表示する仕組みです。CFPの導入によって、消費者は製品やサービスのCFPを比較することで、環境負荷の少ないものを選択することができるようになり、提供事業者は自らの地球温暖化防止対策をさらに推進することができます。
日本ユニシスは、2009年度よりCFP制度試行事業に参画しています。2010年3月には、情報処理サービス産業およびサービス商品において、業界初のCFPマークの使用許諾を取得し、CFPの普及に向け活動しています。
今回の震災を機に、社会インフラの安定化や社会全体の消費エネルギー抑制が大きく求められています。日本ユニシスでは、このようなニーズに応えることが、クラウドサービスを提供する事業者の責務であり、CFPマークによるエネルギー効率の可視化はその一環を担い、IT分野のエネルギー抑制につながると考えています。
日本ユニシスでは、「ITが地球のためにできること」を環境基本理念としています。今後も、日本ユニシスは、効率の良いクラウドサービスを提供し、多くの企業に活用頂くことにより、環境負荷低減に向け大きく貢献していきます。
以上
■CFP算定結果のマーク表示

注記
- U-Cloud IaaS(ICTホスティングサービス)
- 日本ユニシスのiDC基盤上で提供する堅牢なネットワーク、柔軟なサーバーリソース、安全な運用を必要な時に必要な分だけ提供するオンデマンドホスティングサービスです。
- 商標、登録商標
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- U-Cloud は、日本ユニシス株式会社の商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
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- 「グリーンICT クラウドコンピューティングのCFP」
- 「CFP制度試行事業」
- 「情報処理業界初の「カーボンフットプリント」マーク表示(2010年3月29日ニュースリリース)」
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