日本ユニシス株式会社（本社：東京都江東区、社長：籾井 勝人、以下 日本ユニシス）は、米国ユニシスの次世代サーバー・アーキテクチャー^（注1）を採用した、 MCP^（注2）環境で稼働するエンタープライズサーバー中型機「CS4000Lシリーズ」を本日から販売開始します。本シリーズは、インテル®クアッドコア・プロセッサ^（注3）を搭載し、提供最高性能は従来機の約8倍を達成、提供性能レンジもモデル間で約12倍と大幅に向上させています。

「CS4000Lシリーズ」は、「CS450Lシリーズ」の上位機に位置付けられる機種です。本シリーズでは、処理性能を大幅に向上させると共に、企業の基幹システムとして活用していただくために信頼性と可用性を高めたHigh Availability（HA）システムを提供します。さらに提供メモリ容量や内蔵ディスク容量の倍増化を図り、お客さまの運用効率と価格性能比を大幅に向上したシリーズとして提供します。

本シリーズの主な特徴は、以下のとおりです。

1. 高性能クアッドコア・プロセッサを搭載し、処理性能を提供モデル間で約12倍に向上 本シリーズは、米国ユニシス社製メインフレームでクアッドコア・プロセッサを搭載し、処理性能を提供モデル間で約12倍に向上しています。
2. 高可用性システムの提供とオールインワン構成HWの提供 本体構成を二重化したHigh Availability（HA）システムを標準提供します。お客さまの止められない基幹システムに活用可能です。さらにプロセッサやメモリ、I/Oチャネルなど基本モジュールに搭載される機器は、すべて基本搭載したオールインワン方式で提供します。
3. 安全かつ効率的なデータの外部保管が可能 MCPシステム上で作成されたデータをテープで外部保管する場合は、MCPテープスタック機能を利用して従来の18/36トラック形式のテープを最新の高密度LTO Ultrium^（注4）形式のテープに集約することにより、保管スペースを大きく縮小できます。
   また、MCPテープ暗号化機能の適用で、さらにデータの機密性を高めることができます。テープ暗号化/複合化処理は、専用のプロセッサで処理を行いますのでMCPシステムに負荷をかけることなく効率的に実行することができます。
4. 必要に応じて、処理性能の動的な再配置が可能 本シリーズは、必要なときに必要な性能が得られるキャパシティオンデマンド機能^（注5）を提供します。業務ピーク時、あるいは別システムの障害バックアップ用として動的に増強することができます。
5. 基本ソフトウェア・パッケージにセキュリティ機能を強化し標準提供 標準で提供される基本ソフトウェア群（IOE：Integrated Operating Environment）に、高度なセキュリティ機能を提供するソフトウェア・コンポーネントを追加しています。本機能は、以前はオプションとして提供していましたが、昨今のセキュリティ対策への重要性の高まりに対応して、新たにIOEのコンポーネントとして標準提供することで、より高度なセキュリティ環境の構築を実現します。

「CS4000Lシリーズ」の価格は、以下のとおりです。

最小構成価格426万円/月額（ハードウェア、ソフトウェアの合計、税別）から。

以上

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