2011年1月25日
富国生命、日本ユニシス 給付金イメージワークフローシステムを稼働開始
〜 給付金支払い査定業務の精度の向上と支払いの迅速化、
およびお客さまサービスのさらなる充実を実現
開発効率を高めるため、基盤として日本ユニシスのImage Flow Foundation®を採用 〜
富国生命保険相互会社(本社:東京都千代田区、社長:米山 好映、以下 富国生命)と、日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、給付金イメージワークフローシステムを1月24日から富国生命で稼働開始し、給付金支払い査定業務の精度の向上と支払いの迅速化、およびお客さまサービスのさらなる充実を実現しました。
給付金イメージワークフローシステムの開発については、富国生命において給付金支払い査定業務の改革プロジェクトを立ち上げ、これまで行っていた業務を分析のうえ、問題点を整理することから着手しました。日本ユニシスはイメージワークフロー開発における実績・経験をもとに、システム構築パートナーとしてプロジェクトに参画しました。両社協力のもと順調に開発は進捗し、2009年5月から約1年半という短期間でシステムを稼働させました。
富国生命では2008年10月より、診断書をスキャンのうえイメージデータ化したものをパンチ入力し、医療用語のデータベースと突合させ、査定者の支援を行なう「診断書支援システム」を導入していました。今回稼働した給付金イメージワークフローシステムは、この「診断書支援システム」を活用し、契約管理システムで保持している契約内容や過去の支払履歴といった支払査定に必要な要素と連携させることに加え、査定ノウハウを機械化部分に取り入れることで、自動査定を実現しました。
開発にあたっては、システム基盤として日本ユニシスの「Image Flow Foundation」(注)を採用することにより、ワークフロー共通機能についての開発をなくし、業務機能の実装のみに注力しました。高い開発生産性を実現することで、開発期間を大幅に短縮しています。
富国生命では今後も事務効率化を目指し、イメージワークフローの適用範囲の拡大を視野に入れています。
また日本ユニシスは、今回のプロジェクトにおける経験とノウハウをもとに、生命保険業に加えて金融業/流通業などあらゆる業界へ積極的にイメージワークフローシステムを提供していきます。
以上
注記
- 注:Image Flow Foundation(イメージ フロー ファウンデーション)
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Image Flow Foundationは、イメージワークフローシステムを構築するために必要となる機能を備えた専用の基盤です。
- 柔軟性のあるワークフローを実装するための基盤機能
- イメージ管理のための基本機能およびイメージ取込・出力機能を標準装備
- 開発の高生産性を担保するための共通部品(システム部品、業務部品)を多数内蔵
- 商標、登録商標
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- Image Flow Foundationは、日本ユニシス株式会社の登録商標です。
- その他記載の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
- 関連リンク
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