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Foresight in sight

ニュースリリース

2010年10月4日

日本ユニシス
弘前大学が行う「青森県六ヶ所村におけるICT(情報通信技術)の
技術仕様検証のための地域実証」事業に参加

   日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、国立大学法人 弘前大学(所在地:青森県弘前市、学長:遠藤 正彦氏、以下 弘前大学)が行う「青森県六ヶ所村におけるICTの技術仕様検証のための地域実証」事業に参加します。

   本事業は、総務省の委託を受けて、弘前大学北日本新エネルギー研究所が中心となり、青森県および青森県六ヶ所村の協力を得て、日本ユニシスなどが共同で実施するものであり、「電力需要の見える化」と「需要予測シミュレーション」により、電力利用の効率化・最適化を支援するICTシステムの構築・検証を行います。

   本事業では、六ヶ所村の支援により、六ヶ所村尾駮レイクタウンに居住する家族構成の異なる300戸の世帯からデータを取得し、「電力需要の見える化」の効果の把握と「電力需要予測」を高い精度で行うことにより、将来のスマートグリッド構築に貢献することを目指しています。

   日本ユニシスは、この「青森県六ヶ所村におけるICTの技術仕様検証のための地域実証」事業に参加し、以下の役割を担います。

  1. 電力需要予測シミュレーションシステムの提供・実証 

    家族構成や気象条件などを設定値として詳細な電力需要予測モデルを作成し、気象情報や省エネ機器の導入などの条件変化によるシミュレーションが可能なシステムを提供します。また、そのシステムを用い世帯構成や人口動態変化、省エネ機器の導入や電気自動車(EV)の導入、さらには太陽光発電の大量導入などの条件変化によるシミュレーション結果の分析を行います。

  2. 地域ネットワーク接続型クラウドコンピューティングの構築・検証 

    日本ユニシスのデータセンター上にクラウドサービスとして、電力需要予測シミュレーションシステムを構築し、六ヶ所村に敷設される地域ネットワーク上に設置するデータ収集のためのローカルサーバーとの通信仕様を検証します。
       (1)データセンターとローカルサーバー間のデータ通信における盗聴、データ改ざん、なりすまし回避仕様
       (2)データセンター内に蓄積する需要分析結果のデータ管理方式

以上


注釈/リンク

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