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Foresight in sight

ニュースリリース

2010年9月9日

日本ユニシス
クラウド型「無事故プログラムDR®」サービスに、
"アルコールチェッカーサービス"をオプションとして販売開始

〜「飲酒運転等の規制改正」に対応した3つのサービスで、飲酒運転ゼロを支援〜

   日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、平成22年4月28日に国土交通省から発表された「旅客自動車運送事業運輸規則及び貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部を改正する省令並びに関係通達の改正について(注1)(以下 飲酒運転等の規則改正)」の趣旨である、事業用自動車の飲酒運転ゼロの目標達成を支援する「アルコールチェッカーサービス」を本日から販売開始します。本サービスは、2009年7月から提供しているドライブレコーダーを活用したクラウド型「無事故プログラムDR(注2)」サービスのオプションとして提供します。

   本サービスは、飲酒運転等の規則改正を踏まえ、事業用自動車を保有する事業者のニーズをもとに、「アルコールチェッカー単体提供サービス」、「クラウド型IT点呼サービス」、「クラウド型なりすまし防止サービス」の3つのサービスを用意しています。これらのサービスにより、事業者は、簡単に事業所内や車内でのアルコール検査を実施することができます。さらに、アルコールチェッカーを日本ユニシスのデータセンターと連携させることで、検査記録の自動保存や検査時画像データを活用したなりすましの防止を図ることもできます。

   クラウド型「アルコールチェッカーサービス」の特徴は、下記のとおりです。

  1. 「アルコールチェッカー単体提供サービス」

    「アルコールチェッカー単体提供サービス」は、簡単にアルコール検知を始めたい事業者向けに、ポータブル型のアルコールチェッカーを単体で提供します。本サービスにより、飲酒運転等の規則改正にて規定された、事業所内もしくは車内でのアルコールの検査を簡単に開始することができます。

  2. 「クラウド型IT点呼サービス」

    「クラウド型IT点呼サービス」は、アルコールの検査結果を含む点呼記録作業の自動化を図りたい事業者向けに、PCもしくはドライブレコーダーとアルコールチェッカーとの連動機能を提供します。
    事業所内では、アルコールチェッカーとPCを接続し、アルコールチェッカーの検査結果をPCに取り込み、取り込まれたデータはインターネットを通じて、日本ユニシスのデータセンターに保存されます。
    車内では、アルコールチェッカーとドライブレコーダー* を接続し、アルコールチェッカーの検査結果をドライブレコーダーに内蔵された携帯通信機能により、日本ユニシスのデータセンターに送信し保存します。本サービスにより、アルコールチェッカーをPCやドライブレコーダーに接続するだけで飲酒運転等の規則改正にて規定された、アルコールの検査結果を含む点呼記録を自動化することができます。
    * 「無事故プログラムDR」サービスで提供のドライブレコーダーとの接続が前提です。
       サービス利用には、「アルコールチェッカー単体提供サービス」も必要です。

  3. 「クラウド型なりすまし防止サービス」

    「クラウド型なりすまし防止サービス」は、車内や遠隔地にて運転手1人でアルコール検査を実施する際、本人以外のなりすましを防止したい事業者向けに、アルコール検査時の画像を記録する機能を提供します。ドライブレコーダー* のカメラと内蔵された携帯通信機能を使い、アルコール検査をしている画像を取得し、日本ユニシスのデータセンターへ当該画像を送信し保存します。また、事業所内において運転手1人でアルコール検査をする場合、PCにWebカメラを取り付ければ、車内と同様に日本ユニシスのデータセンターで検査画像の保存が可能になります。本サービスにより、運転手1人での検査時のなりすまし防止を図ることが可能になります。
    * 「無事故プログラムDR」サービスで提供のドライブレコーダーとの接続が前提です。
       サービス利用には、「アルコールチェッカー単体提供サービス」と「IT点呼サービス」も必要です。

   各サービスは、クラウド型サービスで提供するため、安価で簡単にサービスの利用が可能です。各サービス料金は、アルコールチェッカー1台あたり初期費用0円、「アルコールチェッカー単体提供サービス」は月額1,500円(税別)、「クラウド型IT点呼サービス」は月額500円(税別)、「クラウド型なりすまし防止サービス」は月額500円(税別)です。

   日本ユニシスは、今後5年間で「無事故プログラムDR」サービスの売上100億円を目指します。

各サービスの概要

クラウド型「アルコールチェッカーサービス」概要

以上

注1:「旅客自動車運送事業運輸規則及び貨物自動車運送事業輸送安全規則の一部を改正する省令並びに関係通達の改正について」
(ご参考)国土交通省報道発表資料 http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha02_hh_000038.html

注2:無事故プログラムDR(ドライブレコーダー)
通信機能を備えたドライブレコーダーを活用し、自動車事故や危険運転の発生をリアルタイムに「見える化」することで、安全運転・エコ運転の意識向上を支援するクラウド型サービスです。


注釈/リンク

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