2010年8月17日
日本ユニシス
電気自動車向け充電インフラビジネスでエネゲートと連携
〜 両社のシステム連携により、1枚の利用者カードで充電スタンドの相互利用を実現 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、株式会社エネゲート(本社:大阪市北区、取締役社長:多山 洋文 氏、以下 エネゲート)と電気自動車向け充電インフラビジネスで連携します。両社は共同で、利用者にとって利便性の高い「充電インフラシステム」を構築し、本年12月より、大阪、京都など関西エリアへの展開を始めとし、全国への展開を開始します。
日本ユニシスでは、電気自動車(EV)・プラグイン ハイブリッド車(PHV)向け充電インフラシステムサービス「smart oasis®(スマートオアシス)(注1)」を開発し、昨年度より、自治体やガソリンスタンドなど国内各地の社会実証実験への提供を行い、他社に先駆けて参入しています。
EV・PHVの市場投入が加速する中、EV・PHVの普及に不可欠な「充電インフラ」の整備を推進し、「smart oasis」の全国展開を目指しています。
このたびのエネゲートとの連携は、関西電力グループ企業としてスマートメーターやエネルギー・マネジメントシステムの開発など、高度な技術とノウハウを有するエネゲートが開発、展開する電気自動車向け給電システム「エコQ電®(注2)」と「smart oasis」とのシステム連携、両社共同でのサービス拡充と販売展開を主とし、その内容は以下のとおりです。
- システム連携により、1枚の利用者カードで充電スタンドの相互利用を実現
QRコードによる利用者認証機能を有する「エコQ電」には、ICカード(FeliCaカード)による利用者認証機能を追加します。日本ユニシスの「smart oasis」とのシステム連携を実現することにより、利用者は1枚の利用者カードで、「エコQ電」と「smart oasis」のそれぞれが管理する充電スタンドの利用が可能となります。 - 予約や課金・決済など、共同で多様なサービスを拡充
「おおさか充電インフラネットワーク」において本年3月より運用している充電スタンドの予約サービスに加え、充電状態メール通知サービスなどの利用者の利便性を高める付加サービスを両社が分担、あるいは共同で開発して利用者に提供します。さらにエコポイントやカーナビとの連携機能、利用者登録機能や課金・決済機能を相互に補完利用して利用者に提供するなど、共同で多様なサービスを拡充します。 - 関西エリアを始めとした全国への共同展開
日本ユニシスとエネゲートは、「エコQ電」と「smart oasis」の連携による充電インフラシステムを、共同で、本年12月より、大阪、京都などEV・PHVの導入・普及に積極的な関西エリアへの展開を始めとして、今後、全国への展開を目指します。
以上
■「エコQ電」と「smart oasis」のシステム連携 概要図
- 注1:smart oasis(スマートオアシス)
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日本ユニシスの「smart oasis」は、EVやPHVの充電インフラを利用するための利用者認証機能や課金機能および充電装置の位置情報・空き情報を提供するシステムサービスです。
「smart oasis」は、「給電スタンド」「通信ネットワーク」「サービス管理システム」から構成されています。
- 注2:エコQ電
- 「エコQ電」は、関西電力グループ企業であるエネゲートが開発、展開する電気自動車向け給電システムです。
注釈/リンク
商標、登録商標:
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関連資料:
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関連リンク:
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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