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Foresight in sight

ニュースリリース

2010年8月4日

ユニアデックス
前橋市教育情報ネットワークおよび市立学校73校に
SaaS型情報共有基盤サービス「NeXtCommons® 」を提供開始

〜 学校ホームページ作成を簡単にするテンプレートにより、ホームページデザイン統一、
教職員の管理負荷を軽減し、保護者とのコミュニケーションを促進 〜

   ユニアデックス株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:入部 泰、 以下 ユニアデックス)は、群馬県前橋市教育委員会が運営する前橋市教育情報ネットワーク(Maebashi Educational NETwork 以下、「MENET(メネット)」)に接続する市立学校73校(小学校49校、中学校22校、特別支援学校1校、高等学校1校)に、SaaS(注1)情報共有 基盤サービス「NeXtCommons(ネクストコモンズ)」(注2)の提供を開始しました。

   「NeXtCommons 」は、学校のホームページ作成が簡単に行え、生徒・教師間の情報提供や共有、また保護者への情報公開などを容易にする基盤を、SaaS型で提供するサービスです。高いセキュリティーを備えた日本ユニシス株式会社が提供するICTサービス基盤を利用して運営しています。

   MENET は、学校ホームページに必要な機能とデザインを標準搭載し、あらかじめ用意された空欄に情報を入れるだけで簡単にホームページを作成できるNeXtCommons の「学校パック(教育委員会・学校向け無料テンプレート)」を活用して、教職員の学校ホームページ作成のための作業負荷軽減を図り、市立学校73校のホームページデザインの統一化を促進します。また生徒ならびに保護者との相互のコミュニケーションを一層促進するための情報発信/共有基盤を整備します。

   生徒の安全管理を強化する諸情報のタイムリーな発信や学校行事の効率的な掲示など、教育関連機関におけるホームページ活用が重要視されている昨今、MENET においても「魅力あるホームページ構築」や、「教職員に負荷のかからない方法での更新頻度と管理の向上」などが課題となっていました。

   これらの課題を解決するため、これまでMENET では独自に所有するデータセンターとホームページ作成ツールを、各学校が使用する方法で情報発信基盤を整備してきましたが、今回は「NeXtCommons 」がより効率的と判断され、導入が決定しました。

   ユニアデックスは、今回の受注を機に、全国の教育機関に対するNeXtCommons の啓蒙と販売を一層促進していきます。

   NeXtCommons の特徴は、次のとおりです。

  1. 「学校パック(テンプレート)」の利用により美しいホームページを短期間に構築可能 
    • テンプレートでは、学校行事など定番情報の入力のしやすさなどを配慮しており、専門知識がなくても「機能的で美しいホームページ」を短期間で構築可能
    • 新型インフルエンザ情報や光化学スモッグ情報、不審者情報など保護者の関心が高い緊急対応情報を効果的に見せることができるほか、「ファイル共有」、「スケジュール共有」、「データベース」などの情報共有機能や、「おしらせ」、「掲示板」、「施設予約」、「アンケート」などの各種ツールも利用可能
    • 担当者がブログのように情報を入力するだけで利用可能
    • 学校パックを利用して上手にサイト構築するためのコツや小技、ヒントをまとめた「TIPSサイト」が充実

  2. SaaS型サービスのため「所有」せず、迅速なコンテンツ作成/情報発信作業が可能 
    • 申し込むだけですぐに利用できるSaaS型サービスとしてユニアデックスがサーバー/ネットワークの運用管理、ソフトウエアのバージョンアップ、セキュリティー対策、バックアップなどの一連の管理作業を実施するため、サーバーの運用管理に伴う作業とコストを削減

以上

■テンプレート

学校パック 学校用テンプレート 学校パック 教育委員会用テンプレート
学校パック 学校用テンプレート 学校パック 教育委員会用テンプレート
注1:SaaS(Software as a Service) 
必要な機能を、必要な時に、必要な分だけ、インターネットを介して利用できるソフトウエアのことです。

注2:NeXtCommons(ネクストコモンズ) 
学校のホームページ作成が簡単に行え、生徒・教師間の情報提供や共有、また保護者への情報公開などを容易にする基盤を、SaaS形式で提供するサービスです(月額1万5000円から)。大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所がオープンソースソフトウエアとして開発し、学校を含む1500以上の教育関連団体に普及している「 NetCommons®(ネットコモンズ)2.0」に、ユニアデックスが独自の機能を加え、2009年4月から日本ユニシスのICTサービスメニューとして提供しています。 


注釈/リンク

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