2010年2月25日
日本ユニシス
アサヒビールへSaaS型リモートアクセスツール「SASTIK®サービス」を提供
〜 育児休職者、出向者、出張者へ「いつでも」「どこでも」「安全に」
リモートオフィス環境を提供し、グループ社員の多様なワークスタイルを支援
ICT運用コストを4分の1に大幅削減 〜
日本ユニシス株式会社(本社:東京都江東区、社長:籾井 勝人、以下 日本ユニシス)は、専用のUSB型認証キー(記憶容量0MB SASTIKキー)を使用したリモートアクセスツール「SASTIKサービス」をアサヒビール株式会社(本社:東京都墨田区、社長:荻田 伍
氏、以下 アサヒビール)に提供し、社員のワークスタイル多様化に対応するICTインフラの強化とコスト最適化実現に貢献しています。
オフィスの中にとどまらず多様な働き方をする社員が増えている中、働きやすい職場環境づくりを積極的に推進しているアサヒビールではこの度、育児休職者とのコミュニケーションツール、およびグループ外への出向者や国内外出張者の業務支援ツールとして、「SASTIKサービス」を導入しました。会社との情報共有を日常的に図れることで、休職者の職場復帰を支援し、またオフィス内と同様に社内Webアプリケーションを活用できることで、出向者や出張者の業務範囲拡大や業務効率向上を支援します。社員の様々なワークスタイルに対応しながら、ワークライフバランスの向上を図り、貴重な人材の雇用確保を促進します。
「SASTIKサービス」は、お客さまが自宅や外出先のインターネットに接続できるPCに専用のUSB型認証キー(SASTIKキー)を挿すだけで、日本ユニシスが提供するiDC(Internet Data Center)を経由して、お客さまの社内ネットワークに接続、社内で利用しているWebアプリケーションを活用できます。またそのSASTIKキーを抜き取ることにより、利用したPCには何の証跡も残さずログオフできる安全対策を備えたリモートアクセス環境を提供しています。通信はSSL(注)(秘匿)通信であり、高い安全性を保持しています。
アサヒビールでは、従来、オフィス外で業務活動を行う社員に対してモバイルPCを配布(貸与)していましたが、さらに使いやすく安全に活用できるリモートオフィス環境を整備し、また運用コストや管理負荷の課題を解決するため、「SASTIKサービス」を導入しました。
アサヒビールが「SASTIKサービス」導入を決定した主な理由は、次のとおりです。
- 社員の多様なワークスタイルを支援する新しいインフラとして、SASTIKが最適
- SASTIKサービスにより、育児休職者、出向者、出張者など多様な働き方の社員に、インターネットに接続できるPCがあれば、オフィス外から社内Webアプリケーションを簡単に利用できる環境を提供。
- いつでも・どこでも、ポータル閲覧やWebメールの確認、経費精算などの実施、業務データの閲覧・編集などが可能となり、業務効率を向上するとともに社員のワークライフバランス向上に貢献。
- 災害発生時などを見据えたBCP(事業継続計画)対策の一環としても有効。
- 廉価なコストでシステムを運用可能
- SASTIKサービスは月額サービス使用料700円(1ユーザーあたり)のため、モバイルPC配布に比べて運用コストや担当社員の管理負荷を抑えることができ、従来の約4分の1のコストでシステム運用を実現。
- 安全性の強化
- SASTIKキーはそれ自体にデータ容量を持たず、個人情報やデータを保有できないため利用者が紛失しても情報漏洩のリスクが無く、モバイルPC利用に比べてさらに高い安全性を実現。
アサヒビールでは今後、小売店に対する商品提案に取り組む営業担当社員の利便性と業務効率向上を実現するツールとしても、「SASTIKサービス」の適用を拡大していく予定です。
日本ユニシスは今後も、アサヒビールへの導入事例をもとに、「SASTIKサービス」を積極的に提案していきます。
以上
- 注) SSL (Secure Socket Layer)
- WWWの暗号化などで標準的に用いられている技術。サーバー側にはSSL-VPN装置を必要とするが、クライアント側ではSSL対応のアプリケーションさえあれば、簡単に利用できる。
注釈/リンク
商標、登録商標:
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※掲載のニュースリリース情報は、発表日現在のものです。 |
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